ニコまり。が考える結婚相談所コンサルティングのご案内
結婚相談所業界の現状
【「婚活」時代】という著書で世に「婚活」なるコトバが登場したのが2007年。今年はちょうど10年目です。
結婚相談所業界もその「婚活ブーム」にあやかり、業界全体で常に「右肩上がり」の成長を遂げてきました。
私が所属しているIBJ(日本結婚相談所連盟)だけでも、東京カテゴリーで該当する結婚相談所が500を超え、新規加入の相談所は毎月20-30社のペースで増え続けています。
業界全体を見渡せば、リクルートが「ゼクシィブランド」で結婚相談業に本格参入をし、破竹の勢いで版図を広げています。
その上で、その他多くの法人が「有望見込み市場」と認識し、(我々小規模相談所からみれば)大資本を持って、続々と結婚相談業に参入してきている現状です。
それに加えて世の中には婚活アプリなるものも登場し、「ネット婚活」「結婚相談所」とはまた違うカテゴリーでの顧客争奪戦が始まっています。(少なくとも消費者はアプリとネットと相談所を【よくわからないけど違うもの】と認識しています)
我々小規模の結婚相談所は、結婚相談所業界だけの変化だけでも大きいものであるのに、その上で周辺で起きているネットだのアプリだのとも戦い、生き残り、そして勝ち残らなければならないのです。
小規模相談所の現状
一方で、我々のような小規模相談所は、10社立ちあがって数年後存続する率が10%ありません。
10社あって1社残っていればいいほう。下手をすれば全滅していても当たりまえ。そんな状況です。
特に「男性が運営する結婚相談所」はより状況が深刻です。
まだまだ世の中のイメージとして、仲人といえば「おばちゃん」を想起する消費者が多く、
男性仲人となると、珍しい存在だとは思われるけれども、「顧客獲得できる珍しさ」とはまた違うようで、
少なくとも現状においては「男性相談所のほうが生き残ることは難しい」と断ぜざるを得ません。
実際私が知り得る限りでも「仲人業のみ」で生計を立てている経営者は数少なく、
メインの仕事を持ちつつ「副業として仲人」をするか、下手をすると本業多忙で仲人そっちのけ、
なんていう状況も見受けられるほどです。それだけ「仲人ひとすじ」で食べることは大変なのです。
結婚相談業を「兼業」ではなく「専業」へ
私は「仲人の仕事のみ」で生きていける仲人を増やしたいと思っています。
それが業界のため、私のため、そして何より「顧客のため」になると信じているからです。
仲人の存在意義は「顧客を成婚まで導くこと」です。
ビジネス向けのページなので敢えて厳しく書きますが、顧客を成婚させられない仲人に存在価値はありません。
では「顧客を成婚まで導く仲人」になるためには何が必要か。
平たい言い方になってしまいますが、「顧客に対する成婚サポート力」とでも表現できるでしょう。
そして、「顧客に対する成婚サポート力」を存分に発揮するためには、
見出し冒頭でお伝えした「仲人の仕事のみ(副業ナシ)」であることが「必要条件」だと考えています。
- 片手間で勉強しても東大には受かりません。
- 片手間で努力しても五輪への出場はかないません。
同じく、
- 手間でサポートしていても「顧客は成婚できない」
のです。少なくとも私はそう考えます。
その為には「結婚相談業のみ」で生計を立てられる経営者を1人でも多く増やさねばなりません。
でないと顧客へのサポートができませんから。
そしてサポートが無ければ成婚しません。成婚しなければ顧客はきません。顧客が来ない = 業界の危機です。
私は何も、ネット婚活や婚活アプリを潰したいとか思っているわけでは全く以ってありません。
むしろ共存・共栄できるとさえ思っています。
結婚相談所には結婚相談所にしかできない役割、意味・意義があります。
その役割を100%こなし、社会のニーズに役立つ存在になれる仲人を、私は1人でも増やしたいのです。
もちろん私だってまだまだ勉強中の身であることを承知のうえで。
これが、私が結婚相談所コンサル業を行う理由です。
具体的なコンサルティングの流れ
ここからは、「では具体的に何をコンサルしてくれるのか」について述べていきます。
大きく分けると2つ。「集客」と「成婚サポート」。この2つを車の両輪として回していきます。
集客コンサルティング
例えあなたが「成婚率100%」を叩きだせる奇跡の仲人であったとしても、
あなたの相談所に顧客が訪れなければ、その力が発揮されるチャンスは絶対に訪れません。
まずは何より顧客を獲得しなければならないのです。
具体的な集客方法は「ネット」と「アナログ」の2つに分けられます。
「ネット」はまさにいまあなたが見ているこのページです。
あなたがこのページを見て「どれ1つ話でも聞いてみよう」となれば、めでたく「ネット集客イチ」となります。
「アナログ」とは紹介を指します。
例えば、あなたが私のコンサルに大いに共感を下さり、「実は私の知り合いで・・」となれば、
これがすなわち「アナログ集客イチ」となるわけです。
結婚相談所の運営はこの「ネット」と「アナログ」の双方から「継続的」に集客される仕組みを持つことが重要です。
当然、コンサルティングにおいてもこの2つをメインに、集客施策を考えていくことになります。
ニコまり。が考える「成婚サポート」コンサルティング
「成婚サポート」コンサルティング
もう一つの車の両輪が「成婚サポート」です。
先ほどとは逆で、あなたが毎月100人集客できる力を持つ奇跡の仲人であったとしても、
誰一人として成婚まで導くことができなければ、早晩あなたの相談所は世の中から姿を消すことになります。
※悪徳相談所として「割り切って生きていく」というのであれば勝手ですが、私は最大級の軽蔑を送ります。
ここで逆説的なことを申し上げますが、実は「成婚サポート」に正解はありません。
「これをやれば間違いないです」が無いのです。だってあるならみんながそれをやればいいだけなので。
従い、結論から言ってしまうと、
- あなたらしい個性の力をもって
- 会員個別に対応して成婚まで導く
力を身に付けましょう、となるのですが、それでは余りにもおおざっぱ過ぎですので、私なりに体系化しています。
それが以下。
- 出会いを増やす力
- 交際を増やす力
- 結婚まで導く力
この3つです。
結婚相談所を訪れる顧客は、ほぼ間違いなくこの3つのどこかで「つまづいて」います。
だから結婚まで辿りつけず、かといってどうすればよいかも見えず、正に五里霧中の状況です。
従い私のコンサルティングでは、
- 顧客がどこで「つまづいて」いるのかを判別する為のヒアリング と
- 「つまづいている」箇所から脱出するためのノウハウ論、コミュニケーション術
を中心に、出し惜しむなどは一切なしで私の知り限りの全部をお伝えしています。
以上、ざっくり(と言ってもかなりの長文ですが)として、コンサルティングのご説明でした。
今はまで芽が出ずにくすぶっているけれども、
未来の業界を一緒に切り拓いていける仲間候補からのご連絡を、心から待っています。
講演・企業内研修のご案内
結婚相談所の所長が、企業を相手に講演をします。と言うと、稀有なことと思われるでしょう。
ので、まずは「なぜイマ、私が講演を提案するか」についてお話させてください。
企業のブランド価値が毀損される怖れ
現在、安倍政権の下で「働き方改革」が進められています。
種々論点が取り上げられてはおりますが、ここでフォーカスするのは「長時間労働」についてです。
現在の議論においては、「長時間労働 = 悪」であり、残業削減、残業上限規定(罰則含む)が検討されています。
労働時間の削減 = 善 残業時間の削減 = 善 という、時間さえ削減すればよいのか、の議論はさておき、この流れは基本的に変わることなく、我が国の労働時間は長期的に見て逓減傾向となることが予想されます。
ここで、労働時間が削減される = 個人のプライベートの時間が増える ことを意味するものであり、
プライベートの時間が増加すれば当然「恋愛」にだっていそしむことができるわけで、
【真実かどうかは別として】結婚する人が増えるだろう。婚活できる人が増えるだろう。と多くの方はそう見ます。
逆に言うと、「結婚していない社員が多い会社」というのは、
- 婚活するヒマもないほど働かされる会社なのではないか(ブラック?) とか
- 結婚することができないほど待遇が悪い? とか
いわゆる「負のイメージ」を持たれることにもなりかねません。
更に昨今更に強く主張されるようになった「ワークライフバランス」の観点から見ても、
「仕事も充実 家庭も充実」を「貴社社員」も求めますし、「世間」も(遠くから)求めます。
そのような期待に応えていない会社、応えるつもりが無い(とレッテル貼りされた)会社、となってしまうことは、
企業がこれまで築いてきたブランドイメージを毀損することにもなりかねず、長期的に経営にダメージを与える惧れもあります。
単にイチ社員が結婚するしない、という問題ではなく、現実として企業のリスクとなりうる問題でもあるのです。
婚姻社員のもたらすメリット
また一方で、婚姻者は未婚者に比べて以下2つのメリットがあるとされています。
- 病気のリスクが少ない
- 離職のリスクが少ない(結婚時の寿退社は一時増加要因ではあるが、長期的に見ると少ない)
今後我が国はこれまで以上に少子・高齢化が進んでいきます。
働き手となる生産人口が経験したことの無い未曽有の早さで減少していくのです。
つまり、「社員が元気に生き生きと、末永く離職せずに働き続ける」ことは、実は「安定志向」と呼ばれる労働者よりも「経営者」側にとってこそより重要なことと言えます。その意味で社員の結婚は、単なる個人のイベントではなく、「人事戦略」においても重要なファクターであると言えるのです。
大きな目標は日本を元気にしたい
社員に健全な結婚への意欲を高めさせ、実現させることは、
企業の永続的成長・維持発展においても実は極めて重要な「経営課題」と言ってもよいと私は考えています。
個人が生き生きと元気に働く社会を作りたい、それに貢献したい。
企業が生き生きと元気に成長し、社会に価値を提供し続ける存在であり続けて欲しい。
ひいては日本全体が元気に、真に幸せを表現できる存在として世界に冠たる存在になってほしい。
私イチ個人でできる貢献は小さいものでしょうが、そんな思いを持って日々の職務に取り組んでいます。
具体的な講演・研修のテーマ
具体的な講演のテーマとしては、結婚への思いを喚起させる
- 婚活ススメ や
- 結婚後の幸せ家庭イメージ計画
などから、
結婚したいけどどうすればよいか分からない、という方々を対象にした
- 婚活具体的ノウハウレクチャー や
- 好印象を獲得する第一印象設計塾
など、対象のニーズや悩みに応じて様々お話させて頂いています。
また、一方的な講演形式によらず、
グループワークや、私とのやり取りを中心とした「研修形式」でのレクチャーも行っています。
どのような形が、貴社成長・発展の為に一番よいか、一緒に考えさせて頂けましたら幸いです。
講演・コンサル依頼フォーム
講演のご依頼は下記フォームをご利用ください。
原則24時間以内にこちらから折り返しメール致します。
【プライバシーポリシー】
当サイトは、お客様の個人情報について、お客様の承諾が無い限り第三者に開示、提供を一切いたしません。お客様から個人情報をご提供していただき、お客様へのサービスにご利用させていただく場合があります。その目的以外には利用いたしません。そして、ご提供いただいた個人情報を取り扱うにあたり管理責任者を置き、適切な管理を行っております。詳しくはこちらをご覧ください。