30代後半女性の成婚体験談 最後は相談所を乗り換えてのご成婚でした -2
●結婚相談所っていっぱいあるんですよね、、
一口に結婚相談所と言ってもいっぱいあります。
どこがいいのかとか、何を基準に選べばいいのかとか、正直に言って全然分かりませんでした。
・とりあえずIBJは人数が多いらしいのでよさそうだ
・何となく業界歴の長い「仲人おばさん」が親身に相談に乗ってくれそう
そのぐらいの基準で、何となく写真が優しそうなマダム相談所の元へ、足を運んでみることにしました。
(振り返れば、それは入会面談なのだから当たり前なんだよね、なのですが)
私の想像通り、相談所のマダムさんはとても優しく、温かいようい思えました。
「決めない男なんてこっちからお断りよ!相談所なら3か月ルールがあって、、」
そうそう私が聞きたかった言葉です。
「あなたかわいらしいからお見合いもたくさんできるわよ。もう何人か紹介したい方が思い浮かんでいるもの。全然大丈夫。心配ないわ」
これが私を入会へと導いた最終クロージングトークでした。
この時が「私とマダム相談所との信頼関係の絶頂期」でした。やっぱり頼るべきはベテランだと、当時の私は思ったものでした。
●なんか、よくある話だなぁと自分でも思いますが、、
実際の活動が始まると、私の期待値と違うと言いますか、、いやもちろん私がいけない面もあったのでしょうが、今だから言えますが正直「マダムさん、おっしゃっていたことと違いませんか?いやきっと違う」という状況でした。
男性からのお申し込みは頂けました。頂けるだけありがたいのかもしれませんが、それでも、年齢が10以上離れているのは当たり前で、またまた「親の方が年齢が近いじゃん」という方も相当の割合。。
「Pairs」でもそういう現象は経験済みなので多少のことでは驚かないつもりでいましたが、何ていうか「そういう御仁ばかり」なのです。
ホントにごめんなさいなのですが、「会ってみたい!」はもちろんとして「会ってもいいかな」と思える方すらなかなか見当たらない。。
「無人島に連れていける人リスト」として渡されたらそれは1人選ぶのカモしれませんが、、ホントに、私がこんなこと言うレベルでないことは大前提なのですけど。。
でもマダムさんはいいのか悪いのか容赦はありません。
「あら。この男性素敵じゃない?」とか「会ってみないとわからないわよ」とか、なんというか、とっても「断りにくい雰囲気」を作るプロかのごとく、私を追い込んでくださいます。
それでも確かに「会ってみないと分からない」ことはその通りだと自分を奮い立たせて何人かの方とお会いをさせて頂いたのですが、やっぱりどうしても気持ちが前向きになることは無く、、
ただそれでもマダムさんから「何回か会わないと女性は気持ちが高まらない」「ダメな理由を探すではなく前向きな点を探すのがコツ」などなど、頼もしさの方向が私の期待とはちょっと違う方向に働いている気が、、という状況に陥っていきました。
そうやって半ば無理やりにでも気持ちを奮い立たせて、会ってみよう。前向きに考えてみよう。そう言い聞かせて続けるのですが、、
やっぱり、、
難しいものは難しいもので、、
しかもそれが「結婚」となるとやっぱり私としても「この人!」という方と結ばれたいとの思いもあって、
どうしてもご縁を前に進めることはできませんでした。
その気持ちをマダム仲人さんに伝えるのは本当に気持ちが重かったです。
マダム仲人にお断りの話をしたくないから、それならまだもう一度お相手男性と会う方が気が楽だ、とさえ思えてしまう。それでもさりとてその男性と結婚できるものではない。言うしかない。
マダムは厳しかったです。
あんまり書くと悪口というか、私自身もあまりいい気持がしないので詳細は伏せますが、だいぶ厳しいことを言われました。
マダムさんの言うことを素直に受け入れれば結婚はできたのかもしれません。
でもそれは、私のしたい結婚ではなくて、単に「私と結婚してもいいと言ってくれる男性と結婚するだけ」そんな風に思うようになりました。そして悩み始めました。
みんな「素敵な結婚がしたい!」そう思ってる。
でも、私の年齢も30代後半、需要が無いと言われればそうなのかも
結局、マダムさんの言うことが正解で「私でいい」と言ってくれる人と結婚するしかないのかな
なんか私、みじめだな。
4年お付き合いした彼と別れた時、つらかったし、いっぱい泣きました。
でも、あの時とは比べ物にならない。本当にどん底。先も見えない。真っ暗。ただただ落ち込む時間でした。
私の生きてきた中での一番苦しい時間だったと思います。