30代後半女性の成婚体験談 最後は相談所を乗り換えてのご成婚でした -1
一般論として、世間では「30代後半女性の婚活は厳しい」なんて言われているようです。
色んなデータとか仲人の実感値とか、「まぁそうなのかもしれん」のだけれど、そんな「風評被害?」にマケズで素敵なご成婚へとたどり着かれた女性のご成婚体験談です。
●あ、いいんだ。自分の想い、言っていいんだ。行っていいんだ。そんな気持ちにさせてくれました。
ご本人:女性 30代後半 お相手:男性 40代前半 活動期間:10か月
●婚活を始めることになったきっかけについて
30代前半の時にお付き合いを始めた方がいて、4年くらい関係も続いていたので何となく「この人と結婚するんだろうな」と思っていました。
関係が終わった後に振り返ってみれば「そういえばそういう具体的な話はしてこなかったかも(意識的に避けてた?)」と思うフシがあるのですが、それでも当時の私はのんきにも「まぁ、いつかは、ねぇ」と思っていたのです。
そうは言うものの年齢はどんどん重ねていくわけで、私もいよいよ30代中盤(正確には36歳)となっていて、「さすがに、いい加減、そろそろ」との思いもあり、結婚についての具体的な話とかをちょこちょこ切り出すようにしてみたのですが、
「考えてる」「もう少し」などなど、これもまた振り返れば「ダメじゃんシグナルが出ている」と思うのですが、当時の私は「まぁ、相手にも多少の時間?覚悟?は必要だよね」とのんきに思ってしまっていたのです。
ただ、そうは言っても私も年齢が年齢です。待っているのにも限界。時間の猶予にも限界があります。最初のうちは質問な感じでしたが、だんだんと詰問みたくなり、相手を追い詰めていたのかもしれません。(私だって追い詰められていましたし)
そんな時に相手男性にとうとう言われてしまうのです。「ごめん。どうしても結婚できない」「結婚という選択肢を考えられない」と。
●無 何も考えれない
無。何も感じない。何も考えられない。ただ、無。
あの時の気持ちを表現するってすごく難しいのですが、敢えて表現するならこんな感じかなと。
ショックとか、ガーンとか、音を立ててガラガラとかでは無かったです。
何か時間が止まるというか、、やっぱり「無」何も思えないし、何も出てこない。ただ「無」
今は成婚退会ができているから振り返ることもできますが、当時の絶望感というか、何かが終わってしまったあの虚無感というか、これは経験した方でないと分からないと思いますし、できればこの気持ちがわかるようなご経験はなされないに越したことはないでしょうが、「自分だけがこの世の中からポツンと取り残された」そんな感覚だったように記憶しています。
ただ、それでも、という訳で男に振り回される人生はもう嫌。生涯独身で生き抜きます。そういう人生もあるにはあると思いますがただ、私はその考えというか、境地にはたどり着けませんでした。
「やっぱり結婚したい」
その思いから、婚活を始める決意をしたのです。だいぶスロースタートではありましたが。。
●とりあえずアプリから始めたものの、、
最初はアプリから入りました。特に隠したいとかいう思いも無いので言ってしまいますが「Pairs」です。
友人が「Pairs」で出会って結婚したという話をしてくれたので、やってみようかなと。何から始めたらいいのかも分からなかったですし、とりあえず友人が実績を出しているのだし、それ以外に思いつくのもないしと。
始めてみると(他の人がどれだけかは分かりませんが)割といいね!をもらえました。中には(というより結構な割合で)「私よりも親の方に年齢が近い方」もたくさんいましたが、そういう方を(ごめんなさい!)スルーさせて頂いても、「会ってみてもいいかな」と思える方が予想していた以上にはいてくれました。
ただ、なかなか会うまでは遠かったです。(女なのにといわれるとなんですが)あまりLINEなどのメッセージが得意でないので、なかなか男性とのメッセージが続かないのです。
私がメッセージ下手だったり、たぶん他にいい女性とマッチングしたんだろうな、があったりで、お会いするまでにだいぶ苦労をしました。
それでも「生みの苦しみ?」を乗り越えて、何人かの男性とお会いをさせて頂き、何度かデートをして、「なんとなくこの人、いいのかも」と思える方とのご縁にまでたどり着きました。この時が私の「Pairs絶頂期」でしたが。。
前回の彼は4年お付き合いをしましたが、今度はそうも言っていられません。これから4年も付き合ったら40歳になってしまいますし、そこで「やっぱり無理!再び」をされてしまった日にはたまったものではありません。
ので、お付き合いをして2、3か月が経過する頃には、結婚を意識した会話をするようになっていました。
ただ、
また、
乗って来てはくれませんでした。
私がいけないのか、私の何かが優柔不断さんを吸い寄せるのか、「一緒にいて楽しい」とか、それこそ「好き」とか、それっぽいことは言ってもらえるのですが、なぜか「結婚」の話になると及び腰になったり、はぐらかされたりの繰り返し。
「ダメだ。このままズルズルいっては二の舞だ」私の中の何かが警告音を激しく鳴らしていました。
そんな時にネットでひょこっと見つけたのが「結婚相談所」だったのです。
なんと「3か月で結婚を決める」というルールがあるとのこと。昔の私なら「そんなスグには決められないよ」と敬遠していたと思いますが、当時の私にとっては「なんて素晴らしいルールなの!」とグイグイ引き込まれていきました。