東京の結婚相談所を比較考察 パートナーエージェントさん 1
今回からはパートナーエージェントさん(以下P.A.さん)を考察していきます。
大手結婚相談所の中では伸び率ナンバー1のP.A.さん。
どんな考察になっていくか、私自身も楽しみです。
●成婚率たっか!
P.A.さんを語るうえで絶対に外せないのは「成婚率の高さ」です。
目玉が飛び出るほど、、、とまでは言いませんが、他社からすれば垂涎の的、キラ星の如く光っています。
年度ごとに公表されている成婚率の推移は以下の通りです。
2012年 19.6%
2013年 20.9%
2014年 22.8%
2015年 24.2%
2016年 27.2%
ナニがすごいかって、
・毎年成婚率が伸びていること もさることながら、
・「27.2%」って数字がとにかくスゴイ
ということです。
たったの27%ですごいって言わなきゃならないこの業界の現状もどうかと思いますが、
とはいえ「現時点では」この数字は見事なものです。
ニコまり。も結婚相談業に参入した以上はこの記録を超えることが最低限のミッションになりますね。
ちなみにこのペースで成婚率が伸びていった場合、
48年後の2064年に成婚率100%が実現されることになります。おめでとうございます。
3回目の東京オリンピックが決まっていそうな時期ですかね。
ところで、結婚相談所の情報を色々と見たことがある方の中には、
「成婚率が50%を超えている相談所もいっぱいあるよ。27%ってショボくない?」
と思う方もいると思います。
実はこの辺りが私自身、
「結婚相談業って顧客目線してないよな~」と思うところでもあるのですが、
「成婚率の算定方法」が「各相談所によってまちまち」なんです。
要は自分たちの一番都合がいい数字が出るように勝手に算定方法をいじってるということ。
というわけでまずは「成婚率」について、少し説明を加えたいと思います。
●世の中の「成婚率」は大きく3つ
結婚相談所でよく出てくる「成婚率」
世の中的には以下3つがよく使われています。
※成婚率についての詳細説明はココのシリーズ記事で行っていますので、先にご覧頂くとスムースです。
1.成婚退会者数 ÷ 総退会者数
2.成婚退会者数 ÷ 総会員数 (P.A.さんが採用している成婚率算定方法はコレ)
3.成婚退会者数(※自社紹介のお相手との成婚のみ) ÷ 総会員数
これら算定方法は、上に行けば行くほど成婚率が「高く」なります。
同じ相談所であっても、「どの算定方法を用いるか」によって、算出される「成婚率」は大きく変わります。
だいたいの一般的な目安として、
1.50%
2.20%
3.10%
くらいと覚えておくと、似たような数字が出てきた時に大体の算定基準が分かるようになりますし、
比較検討の際にも使えて便利です。
●P.A.とIBJとを比べてみよう
P.A.さんは実数値が公表されていて「27.2%」です。
IBJについて、同じ算定方法で計算をすると概ね「20%程度」となります。
※11,000名(成婚者数) ÷ 55,000名(昨年の会員数) ≒ 20%
な、なんたることでしょう。
負けてます。
これをこのまま放置してしまっては、
「ご結婚にお悩みならP.A.さんに行くのがいいです」と言わねばなりません。
まずいです。ごはんが食べられなくなっちゃう。
というわけで、
次回以降の記事で「この差はなぜ生じるのか」を社運(相談所運?)をかけて考察したいと思います。
考察した結果、「P.A.さんで婚活するのがイチバン!☆彡」になったら、
当相談所はいさぎよくシャッターを閉めましょう。それが時代のニーズにマッチしているなら仕方がない。
というわけでまさかの「最終更新」になるやもしれませんが、
次回以降どうなるか、楽しみに(?)待っていて下さい!
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