東京の結婚相談所を比較考察 パートナーエージェントさん 3
パートナーエージェントさん(以下P.A.さん)の高い成婚率を紐解くべく、
HPに出ている「3つの特徴」について考察をしてみたものの、「決定打」と呼べる差がないまま終わってしまいました。
そこで、「何か他に差はないものか」追加で探しているのが今の状況です。
●とうとう違いを見つけました
目を皿のようにしてP.A.さんのHPを読みました。(P.A.さんのストーカーではありません)
元P.A.さんの社員だった方にも密着インタビューさせてもらいました。
その結果、とある違いが浮き彫りになりました。
小さく感じるけれども、実は結構に大きな違いです。
●え。全員見れないの?
お相手を紹介するシステムに、かなり大きな違いがありました。
P.A.さんのお相手紹介は以下の通りです。(HPより抜粋)
【条件だけではなく、人柄や相性を考慮して「会ってほしい」と思える方を定期的にご紹介します】
ちなみに元P.A.さんの社員だった方に伺うと、
【ご紹介される人数は月に2-6名程度】とのこと。
P.A.さんは「1年婚活」をキャッチフレーズにしています。
とすると、1年で紹介されるお相手の期待人数は「24-72名程度」ということになります。
これはこれでいいのですが、
特徴的な点は「これらの方以外を見ることができない」という点です。
IBJでもオーネットでも、会員自身がPC・スマホを使ってシステムを使い、
「全員の登録者を見た上で」 「どの方に申し込みをするか決める」 システムです。
例えばIBJでは58,000名(2016年7月時点)の会員がいますので、IBJ加盟の結婚相談所に登録をした方は、
登録されている異性のお相手を全員見た上で、どなたにお申し込みをするかを決められます。
ところが、P.A.さんではそれができません。
登録者は10,000名を超えているそうですが、そんなのは関係なくて、
ご紹介されるのは1年間ずっと居座り続けたと仮定しても最大で24-72名まで。
それ以外はどんな方が登録されているのか「お試しで見てみることすら許されません」というシステムです。
残りの9,928-9,976名がどんな方なのか、それは完全にブラックボックスの中なのです。
●実は成婚「させる」には都合がいい
こんな実験があります。
「テーブルの上にジャムが3つあります。好きなジャムを1つだけ選んでください」
この場合、ほとんどの被験者がジャムを1つ選びます。
ところが、
「テーブルの上にジャムが20個あります。好きなジャムを1つだけ選んでください」
このとき、1つに絞れない被験者がかなりの数で生じるそうです。
つまり人間とは、
「あまりに多くの選択肢を提示されると逆に1つに絞り切れなくなる。(選びきれない)」生き物なのです。
そういう意味で、P.A.さんのシステムは実は非常に秀逸です。
「敢えて紹介するお相手を絞る」ことによって、逆に「この中だったらこの人かな」と選択するよう誘導しているのです。
長くなってきたので、次回に続けますね。
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