パートナーエージェントとゼクシィ縁結びカウンター 違いはナニ? 3
パートナーエージェントとゼクシィ縁結びカウンターの違いを考察する本企画。
前回はゼクシィ縁結びカウンターさんが提供しているサービスが「結婚情報サービス」であることを考察しました。
今回はそれを踏まえてパートナーエージェントさんがどのようなサービスであるのかを考察していきます。
●パートナーエージェントは「仲人型の結婚相談所」を謳ってはいるが・・・
パートナーエージェントさんは明らかに「仲人型の結婚相談所」を謳っています。
だからこそ、前回の考察でお値段が圧倒的に負けているとしても「気にしないでしょう」と結論づけたのです。
ところで、パートナーエージェントさんのお値段を見てみると、
「結婚情報サービス型の結婚相談所」と比べれば確かに高いのですが、
「仲人型の結婚相談所」と比べると実はそんなでもない。実は結構お安い結婚相談所でもあるのです。
パートナーエージェントさんも「大手の結婚相談所」と呼べる部類に入っていますのでご多分に漏れず、
・一等地に構えるオフィスの地代家賃
・広告宣伝を大量に行うことによる広告宣伝費の増大
・社長、取締役、管理スタッフ等、直接会員を抱えないスタッフに支払う人件費
などのコストがかかる為、1人のコンシェルジュが担当する会員はどうしても増やさざるを得ません。
一方で、仲人型の結婚相談所最大のキモは「会員ひとりひとりをサポートする為の時間を確保する」ことです。
これをするから「仲人型の結婚相談所」なのであり、
その為にニコまり。では会員の上限人数を20名までにしています。
こうなってくると、我が国でよく使われる代表的なオコトバ「企業努力」というもので何とかするしかありません。
上に述べたコストはナニがどうあっても発生するのですから、どうしても他の所で無駄を削減するしかないのです。
とすると、できる施策の一例としてはこんなことになるのでしょうか。
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会員との面談で長時間の会話をすることは「時間の浪費である」と判断をし、会員との面談は全て「廃止」
今後の悩み相談については全てメールで受け付けることとした。
またそのメールについては、
・自身の現状
・自身の今の悩み
・それについて今取り組んでいる事
・今後どうすればいいかの自分なりの考え
を全て記載したうえで送信することを会員に義務付けた。
担当コンシェルジュは
・メールを読むのに10分
・返信内容を考えるのに10分
・実際の返信に10分
の計30分で肩を付けるように会社内でルール決めがなされた。
この業務システムを確立したことにより会員の悩み相談に対する時間の消費は大幅に削減。
業務効率の向上をもたらし、まさに「企業努力のカガミ」とも呼べる大成果を上げたのであった。
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まぁ、これは極端な例であることは間違いないです。さすがにこんな業務効率化はしないことでしょう。
とはいえ、上で述べたコスト等の絡みから、1コンシェルジュが担当する会員は増加の一途です。
ひとりひとりにどれだけの時間を掛けられるかは、すみませんが圧倒的にニコまり。の方が競争優位です。
コンシェルジュがニコまり。よりも圧倒的に多い(恐らく50-60名は最低でも抱えないと経営が成り立たない)
会員を抱えながら、いかにして「ひとりひとりに時間を割いている(ように見せられるか)」を突き詰めたとき、
上記で述べたような「悩み相談は全てメールで」というのはある意味1つの解にもなりえてしまうのです。
パートナーエージェントさんはゼクシィ縁結びカウンターさんと比べれば
それはもう間違いなく、圧倒的に「仲人型の結婚相談所」であると言えます。
ただ一方で、本質的に「仲人型の結婚相談所」であるかどうかは、私は正直「???」です。
本質的な「仲人型の結婚相談所」になる為にはどうしてももう少しお値段を取って、
ひとりひとりの会員に時間を割くための余裕をコンシェルジュに持たせなければなりません。
とはいえ一方で、値段が高くなれば加速度的に顧客獲得が困難になりますので、
大手結婚相談所としての組織を保つことは大変困難になります。
ニコまり。は個人経営なので20名いれば十分との考えでやっているので、
コチラのように「本質的に仲人型の結婚相談所をやれる金額」で十分に相談所運営が可能なのではありますが、
パートナーエージェントさんクラスになると余りに金額を高くして顧客を獲得できないとなると
それはそれでお財布事情が苦しくなるのでしょう。
それで、「仲人型の結婚相談所」の中ではある種やむを得ず、
「値段が安い」という戦略で顧客獲得をしているのだろうと推察します。
大きい組織でも小さい組織でも、色々悩みは尽きないなぁ、という結論で、、、って
そういう話じゃなかったですね。
今回の結論は、
ゼクシィ縁結びカウンターさんは「結婚情報サービス型」の結婚相談所としてのサービス
パートナーエージェントさんは、建前上は「仲人型」の結婚相談所としてのサービス
ここに違いがあるから、お値段にも違いがあるのですよ、というお話でした。
※念のため結婚情報サービス型と仲人がとの違いはコチラ
こうやって考察をしていると、
うまくいってるようで、パートナーエージェントさんも大変そうだなぁ、と勝手に思いを馳せてしまっています。
次回は具体的な会員の検索や紹介について、
ゼクシィ縁結びカウンターさんとパートナーエージェントさんとの違いを見ていこうと思います。
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