結婚相談所で成婚できる人の特徴【弱点の見せ方】 2
結婚相談所で成婚できる人の特徴を考察する本シリーズ。前回からは「弱点の見せ方」について考察をしています。
今回は前回からの続きで、「弱点を見せるタイミング」について考察を進めていきます。
●唯一絶対の答えは無いけど 1つココ!とするなら「交際の4合目あたり」かな
前回からの続き記事なので、仮定で設けた弱点も前回に引き続いて、
・ジェットコースターが大の苦手 絶対に乗れません(ちなみに私 コレ)
・実は人ごみってあんまり好きでは無くて、できれば閑静な落ち着いた場所でデートしたい
の2つを置いてみようと思います。
さて、コレをいつ、どんなタイミングでカミングアウトできれば、ある種「一番傷口が浅い」でしょうか?
「先に言っておくべし!」派の方々であれば、
・プロフィールシートに書いておく
・お見合いの冒頭、もしくは遅くともお見合いの最後には自分の弱点を伝えておく
こんなふうにお考えになるのではないでしょうか。
「私にはこんな弱点なり、苦手項目なりがあります。
ただ、こんな弱点持ちの私でもよいと言ってくれるのなら、ぜひ関係を深めていきたいと思っています」
弱点「先」告白派の方々は、割とこんな考え方をお持ちの方が多いです。
後々になって「実は・・」なんてやったらお相手に迷惑がかかる。だから先んじて言っておくのだ。と。
ただこのとき、
・「自分の弱点を先出しするなんて!なんて誠実な人なの!☆彡」 て思う人と
・「いきなり苦手から入られても・・。まだあなたのことよく知らないのに・・」 と戸惑う人と
実は後者の方が圧倒的に多いです。
厳しい言い方になりますが、弱点先出し派の方々が思うほど、先出しの効果は実はありません。
そ、そんなこと急に言われても、まだうんともすんとも言えません・・。がお相手の本音だったりします。
そういうわけですから、「結婚相談所で成婚している人」を見たり、お話を伺ったりしていると、
おおむね、交際開始後のちょっと経ったのち、「交際4合目あたり」が弱点披露のタイミングであることが多いです。
・まだあなたのことを良く知る前にカミングアウトされても「いや、急に言われても・・・」 ですし
・いよいよ結婚を目前に控えた大事な時期にカミングアウトされても「いや、いま?」 ですし
そういうモロモロの事情なり心情なりを考慮すると、
「一般論」として「実は・・」をするのにベストなタイミングは「交際4合目あたり」と言えると考えます。
ただ、「恋愛は数学ではない」ので「唯一絶対の解が存在するわけではない」です。
一般論としては上記の通りと考えていますが、むしろ個々別々の事情に即して行動する方が大事っちゃ大事です。
だからこそ、私たちのような仲人が存在するのですし、そこに私たちが価値を提供できているのだと思っています。
一般論は一般論として熟知したうえで、おふたりの事情や関係性を踏まえた上でベストな選択肢を提示します。
宣伝かい!と思われるのであればそう取って頂いてOKです。
でも、「教科書通りにいかない」から「私たちの知見が社会に価値を創っている」という自負は持っています。
何でも相談してきてください。
●見せ方がうまい
ご自身の弱点や苦手分野と上手に付き合えている人は、
それを伝えるタイミングの上手さもありますが、それとあともうひとつ、
「弱点を伝える時の雰囲気的なもの」も、大変上手に扱っています。
カミングアウトのやり方で「もったいないな~」って思うのは、
すっごく重たい雰囲気・空気感でカミングアウトを始めちゃこと。
確かに、カミングアウトするご本人からすれば「大変に重たいこと」を伝えてる以上、そうなるのかもしれません。
・ジェットコースターに乗れないなんてありえん! て言われてサヨナラされた とか
・繁華街デートしたくないなら行くトコないじゃん バイバイ とか
そういう経験があったりすると、やっぱりカミングアウトする側ってどうしても気落ちが重くなるものです。
でもこの例で考えてみても
・ジェットコースター乗らなくても楽しくやってるカップルはうじゃうじゃいますし
・繁華街デートしたくないことを「個性」として受け止めて楽しくやってるカップルもいます
よーく考えてみたら「別に弱点でも何でもないじゃん」と言えるようなものだったり「も」するんですよ。
だから見せ方が上手な弱点オープナー(そんな言い方するのか?)は、わざわざ重たい空気を作りません。
話の流れで話題にし易いタイミングを見つけて、それこそ「サラっ」と言ってのけたりしています。
もしくはちょっとした笑いにできちゃってる方なんていうモサもいます。
髪の毛が無いことをウリというかネタというか唯一の存在価値にしている斎藤さんなんかがそうでしょうか。
弱点なり苦手なコト・モノがあったとしても、それを過度に悲観せずにしっかり受け止め、
自分にもお相手にも負担にならないタイミングで、それを重すぎない雰囲気でカミングアウトする。
上手な弱点カミングアウトのハウツーを文字で表現するなら、こんなふうになるのでしょうか。
で、そういうハウツーの具体論について2回に渡ってイロイロ書いてきたつもりではありますが、
とはいえ結局のところ大事なのはおひとりおひとりのベストなタイミング、ベストな方法、なわけで、
そのあたりの個別具体的なところはやっぱり「ご相談してくれるのが一番いいですよ」が正直な本音です。
その為に私たちのような「結婚カウンセラー」なり「仲人」なりが世に存在しているのです。
どうぞ皆さまは、そんな私たちを上手に、自由に、好きなだけ、ご活用いただければなぁ、なんて、思っています。
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