【夫が没落】エグゼクティブ婚・ハイクラス婚 の【リスク】 ２
エリート男性と結婚をした「あと」のリスクとして、夫が没落するリスクの話をしています。
今回は、「ではいざそうなった時」にあなたに何ができるのか。そこから考察を再開します。
●かくいう「あなた」はというと
多くのエリート男性の妻は「専業主婦」をやっています。
これは「ラクチンポンの専業主婦よ☆彡」なんていうものではなくて、
夫の激務を支える為の「プロ専業主婦」である、ということはココでお伝えした通りです。
要は、夫が２倍外で稼ぐ以上「家のこと」にまで手を出したり、頭を使ったりはできない ので
あなたが「家のこと」をそれこそ「人の２倍」やることで、お互いの仕事量がバランスしている、ということ。
つまり、旦那が没落する時は殆どのケースにおいて「妻に収入はありません」
専業主婦という大変「価値の高い労働」はしているものの、いわゆる「外貨」を稼いでる状態ではないのです。
こうして、
・夫も稼ぎがない
・妻も稼ぎがない
状況に陥るわけですから、これすなわち、見事に「没落貴族」の道を歩み始めることになります。
もともと「あまりお金の無い」方が貧乏になっても「あんまり辛いことない」です。元々お金が無いから。
一方で、貴族が没落すると「しんどい」です。あれもこれもやっていたことが、何ひとつできなくなるから。
●さて周囲はと言うと
まぁ、喜びのファンファーレ。大はしゃぎ。お祭り騒ぎ。とまでは言い過ぎですが、ぶっちゃけ嬉しいと思いますよ。
テレビを付ければ「お金持ち」が「悪いこと」をして「叩かれて」「失っていく」構図が毎日のように出現します。
人間、「持っている者」が「持たざる者」へと落ちていくのは最高の「ごちそう」なのです。
人間て醜いね、とか言っていても仕方がありません。そういうものですから。
今回、「持たざる者」への旅路をスタートするのは「あなた」です。
表面上は「大変ね」とか「辛いね」とか「何かあったら言ってね」とかあるでしょうけれど、
「お前の為に財産の半分をプレゼント！」なんて奇特な人は現れません。み～んな表面上のコトバで励ますだけ。
これまで「持っている者」の側にいた「プライド」を全て捨てなくてはならないのです。
とはいえ、これを「捨てる」のは簡単なことではありません。だってめっちゃ悔しいじゃないですか。
正直私なら「発狂」します。
・これまで何でもなかった関係の人が急にやたらと「はしゃいで」よりついてくる
・これまで「何やかんやとおべんちゃら」で寄ってきてた人間が、「ゴミ」を見るかのように散っていく
そういう、人間の「最も醜い部分」を「これでもか」とまで見せつけられます。だから「発狂」と言っています。
もちろん、そこからまた夫婦二人やり直して
・また再び「エリート層」にまで舞い戻った事例 もありますし
・もう「エリートはいいや」で一般市民（？）としての生活を謳歌していることもありますが、
やはり現実として、
・お離婚
されるケースも多いです。金の切れ目が縁の切れ目とは言いたくありませんが、
こういう外からのプレッシャー（喜んでるヤツラを見たり、周囲の人間が去っていたり など）に耐えられず、
夫婦げんかも日に日に増え、「だったらもういいや」となるケースもいいか悪いかは別として存在するのが事実です。
イマ 目の前にいる「エリート男性」が、いついつまでも「エリート男性」でい続ける保証はどこにもありません。
もし将来、何かのきっかけで「没落貴族」になったら、いや、なるかもしれない。ということも覚悟に入れて、
それでも「この人と一生添い遂げたい」と思えるかどうか、
最後の最後で一度だけ立ち止まって考えることも、重要なことなのかもしれません。
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