結婚相談所とお見合いパーティーの違い 相談所目線での考察 6
・お見合いパーティーで結婚相手を見つけ
・結婚相談所の所長をやっている私が
その両方の実体験から「結局違いはナニ? (*´▽`*)」について考察をしている本シリーズの第6弾です。
気が付けばもう第6弾ですか。思えば遠くに来たもんだ。(*´▽`*)(笑)
だんだんとラストに近づいてきているなという感覚はあります。読者の皆さま、もう少し(?)ですから頑張ってついて来て下さると嬉しいです。
寝るナ! 寝ちゃダメだ! 寝るナぁ~~! (∩´∀`)∩ (笑)
●ネーミングの恐ろしさ
これまで散々、ふつ~に、
・お見合いパーティー
・結婚相談所
というふうに表現してきました。だって「世の中がそう言ってる」のだから、そりゃそう表現する、よね?(*´▽`*)
でも改めて考えてみて欲しいです。
お見合いパーティーって、「お見合いしたい人」が集まっているんでしょうか?
違いますよね?
「結婚したい人」が集まっているハズですよね?
結婚する為の「手段」としてお見合いパーティーに来ているわけで、「目的=ゴール」は結婚なのです。
結婚したい人たちが、結婚をする為に「パーティーにやってくる」のなら、「お見合い」パーティーだの「カップリング」パーティーだの言っていないで、そのままゴールを冠にして「結婚パーティ」にすればいいと思いませんか?
野球を観に行きたかったら「野球、観に行こうよ」って言いますよね。
「打・投・守 観に行こうぜ! (∩´∀`)∩」なんて言いませんよね?わざわざ遠回りな表現したって意味ないですもん。※例えの愚かさについては突っ込まないでください。他に何も思い浮かばなかった私の愚かさですよええそうでうすとも。
なんでわざわざ「結婚」したい人が集まるのに「お見合い」だの「カップリング」だのと、表現を遠回しにしているのでしょうか?
●「結婚」パーティー? 何か重いよ、、 (´・ω・`)
結論から言うとこういうことです。
私自身でさえ、もしお見合いパーティーが本当に「結婚パーティー」という呼び名だったら、「100回」も行ったかどうかわからない。何かその表現、重たいよね、、 (´・ω・`) と思って敬遠していたかも。
お見合いパーティーが狙っているターゲット層は「お気軽・お手軽」に婚活したい人たちです。
つまり、「重たい」とか「なんかガッついてる感出るのはイヤ」とか、そういう思考を持った方たちが参加しています。
私なんかはむしろ入れ込み過ぎ(?)くらいに、「絶対お見合いパーティーで結婚してやっからな!(`・ω・´)b」みたいなノリで参加しまくっていましたが、そういうノリの人たちはむしろ少数派です。
むしろ参加者の大半は、「結婚?できなくてもいいの。しなくてもいいし。だからそんなガチでもないの。でもいい人いたら別に結婚したくないわけでもないし。行ってみても悪くはないかな。」みたいな、「ん?結局?ナニ? (´・ω・`)」みたいに考えている(少なくともそう思おうとしている。思いたいと思っている)のです。
もちろん、そういう「結婚に対してライトな層」を集めて、それなりに(といっても40%前後のカップル率だそうですが (;^ω^) )カップリングをさせて、実際に結婚まで辿り着くカップルだっているわけだし、そういう意味でお見合いパーティーの社会的意義・価値はもちろん認めていますし、非常に大切な「結婚インフラ」であると思っています。
ただし、これまで述べてきましたように敢えて「結婚」という表現を使わずに、オブラートに包んで「お見合い」とか「カップリング」とかの表現を使うワケですから、どうしても「結婚に対してライトな層」が集まるのは必定で、そうすると結果として「結婚まで辿り着くのが遠くなる」のも必定、というお話になってしまいます。
・お見合いパーティー
・結婚相談所
なにげなく使い分けているこの表記・表現ですが、実は「結婚に辿り着きやすいかどうか」という視点で考えた時には、非常に重要なポイントだったのですよ、というお話でした。
次回は更に突っ込んで、
「じゃあ、ライトな層」だと、どういう風に結婚が遠のいてしまうの?「結婚」相談所、と名の付くところに入っている人とは何が違うの? (´・ω・`) というところに焦点をあてて話を展開し対と思います。