東京の結婚相談所を比較考察 オーネットさん 1
というわけで今回からは個別の相談所さんを考察させてもらいます。
栄えある初回はやっぱり、オーネットさん(以降敬称略)でしょう。
何と言っても特筆すべきは
「自分たちが何者であるのか」 「自分たちが顧客に提供する価値は何か」 が徹底されていること。
彼らの最大の強みは、このヒトコトに集約されると私は考えています。
もちろん、登録会員の規模はそれはそれでスゴイです。
相談所比較のページでも取り上げさせてもらいましたが、1社単独での登録者数は圧倒的です。
でも別に規模で言うならIBJ全体では58,000名(2016年7月)で、
オーネットは40,000名超え(2016年4月)です。要はどっちもデカいということ。
そして、もはやこれくらいの規模になってしまえば、人数の多寡でお互いが勝負するフェーズではありません。
よって別にIBJのほうが人数が多いので婚活に有利ですよ、なんて言うつもりはさらさらないです。
もちろん人数が多いに越したことはありませんが、
ただそれだけを理由にして「だからオーネットよりIBJが優れている」と主張するつもりはないです。
それより筆者がオーネットに感動しているポイントは、もう一度書きますが、
「自分たちが何者であるのか」 「自分たちが顧客に提供する価値は何か」 が徹底されていること。なのです。
結婚相談所とはのページでも説明していますが、
世の中の結婚相談所には大きく分けて2種類のサービス提供体系があります。
あります、が、
「結婚情報サービス型(データマッチング型)」を自認している会社は、オーネット1社のみです。
彼らだけは「私たちは結婚情報サービス会社です」と声高にハッキリと宣言されました。
私は以前、「ガチで結婚相談所を検討」していたことがあり、10数社の無料相談に行ったことがありますが、
その時の実体験に基づくものです。他の相談所はすべからく「私たちは仲人型」と言っていました。
「いやいや、あなた達は結婚情報サービス会社ですよね」という相談所も含めて。
今の時代、結婚相談所を訪れる多くの方が求めていることは、
「成婚まできめの細かいサポートで後押しをしてくれること」です。
そして、顧客にそういうサービスをしてもらえると想起させるには、「仲人型」を名乗るのが手っ取り早いです。
にもかかわらず、「私たちは結婚情報サービス会社」と言ってのけるオーネットの胆力に、
私は感動しましたし、ライバル(オーネット様はニコまり。など眼中にナシ。でしょうが)として
非常に頼もしく、そして手ごわい。とおこがましいながら、「イチモク置いている」のです。
これは私の私見ですが、「結婚情報サービス」の市場は今後厳しいものになると予想しています。
その理由は、「どっちつかずの中途半端感があるから」です。
先述の通り、「成婚まできめの細かいサポートで後押しをしてくれること」を期待する顧客は
「仲人型」の結婚相談所に入会します。事実、当相談所に入会下さる方も根っこの部分での期待は同じです。
一方で、「別に成婚まできめの細かいサポートが無くても、自分でやっていけるよ」という方であれば、
「仲人型結婚相談所」はおろか、
「結婚情報サービス」であっても、「利用すべきだよ!」と推薦する理由がなかなか見当たりません。
というところのナゼ?も含めて、次回もオーネットさんについての考察を続けていきますね。
まさか2回に渡って特集することになるとは・・・。さすがはオーネット。
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