東京の結婚相談所を比較考察 ゼクシィ縁結びカウンターさん 21
今回はいよいよゼクシィ縁結びカウンターさんのスタンダードプランで、
どうやって活動していくかを具体的に考察していきます。
いよいよ成婚が近づいてきた予感です。
●まずは簡単に目標設定から
結婚相談所で活動する場合の一般的な平均値としては、
「お見合いは月に1名-2名 程度」 というものが相場感としてあります。
とはいえ、1カ月でお会いできるのが1人だけ、というのも寂しいですし、
できれば「1カ月で2名お会いすることを目標」に、活動設計を作っていきたいものです。
ちょうどゼクシィ縁結びカウンターさんの活動では
・自分で検索してお申し込み 10名/月
・ゼクシィ縁結びカウンターさんから紹介を受けたお相手に申し込み 6名/月
と2つのお申し込みパターンがありますので、
それぞれで1名ずつファーストコンタクトを設定するつもりで、活動イメージを作っていこうと思います。
●自分で検索
ごめんなさい。ココだけは伝聞情報になります。会員登録しないとさすがに中を覗くことはできませんので。
ゼクシィ縁結びカウンターさんの会員検索は実はまだまだ精度が粗いようです。
IBJであれば、「年齢・身長・体重・学歴・居住地 など」様々なデータから絞り込みを行えます。
が、ゼクシィでの会員検索ではまだまだ細かい設定はできないようで、
年齢・居住地 位の粗い絞り込みをかけたうえで、そっから後は必死にお気に入りのお相手を探しまくる。
というシステムとのこと。
※ゼクシィ縁結びカウンターさんを利用したことのある会員様からのお話
いずれにせよ、たった10名しかできないお申し込みから1名お見合いOKを取らねばなりません。
「深田恭子」だけを追いかけていては自爆が確定なので、
いわゆるちょっと「やらしい」選び方で「この子ならOKくれんじゃね?」な方にもお申し込みを出すと思います。
そこから様子を見ながら、2か月目、3カ月目、とお申し込みの戦術を考えていくだろうなぁ、と。
●ゼクシィ縁結びカウンターさんからのご紹介
こちらは毎週水曜日に基本的には複数名、ご紹介がもらえるようです。
注意しなければならないのは、ご紹介そのものが 6名/月 なのではなくて、
ゼクシィ縁結びカウンターからの紹介に対する申し込み人数の上限が 6名/月 だということ。
つまり、最初のほうに「おぉ、いい感じじゃん。ポチポチ」と機嫌よく申し込みを続けてしまうと、
月末になって更に素敵な方がご紹介されたとしても「もう申し込み残って無いよ (つд⊂)エーン 」
という憂き目に遭うこととなります。
とはいえ一方で、
月末に向けて申し込みを取っておこう、と最初の素敵な方をスルーすると、
「月末になって申し込み余っちゃった (つд⊂)エーン 」という憂き目にも遭うこととなります。
この加減が非常に難しい。
どうせなら今月のご紹介はこちらです ドーン。
と気前よく全ての方をご紹介してくれればいいのに。小分けになんてしなくていいのに。
ちなみに無料相談に私が行った時、「6名/月 って少なくないですか?」て聞いたら、
「ゼクシィ縁結びカウンターからの紹介は、OKを出せばお見合い成立率50%が平均値だ」と言っていました。
本当であれば驚嘆の数値です。
・パートナーエージェントさんのお家芸 のように初めからOKが出そうな方を紹介しているのか
⇒つまりはこちらの希望条件と言うより、あなたにはこれくらいの方がお似合いよ、という紹介スタンス
・入会させたくてちょっと盛って数値を喋っちゃったか
のどっちかかな、と勝手に推測していますが、ガチで「この人!」な方と50%お見合いできるのなら
今すぐに私はゼクシィ縁結びカウンターさんへの入会を全ての皆様にオススメします。ごめん、勝てないもん。
●個別面談に過度の期待はできない というより自分で進められないならゼクシィに行っちゃダメ
スタンダードプランでは3カ月に1回のペースで個別面談があるようです。
お互い「誰でしたっけ?」みたいなところから始めて本質的な会話まで持っていくのは不可能だと思います。
たぶん以下のような表面的な質問に、表面的な回答が返ってくる面談になるような気がしてなりません。
・なかなかお見合い組めないんですケドどうすればいいでしょうか?
⇒ もっとお相手の対象を広げてみてはいかがでしょう?(要は希望条件を下げてネ はぁと)
・なかなかお見合い後の交際に発展しません。どうすればいいでしょうか?
⇒ もっとお相手の立場に立ってファーストコンタクトをなされてはいかがでしょう?
大変残念な回答ではありますが、「結婚相談所の中の人」から擁護的に意見を述べさせてもらいますと、
「それ以上を求められてもいかんとも仕様がない」というのが正直なところなのです。
・会員と直接お会いするのは3カ月に1度 プレミアムプランでさえ2カ月に1度 です。
そんな長期間空いた後で「ぽっ」とお会いしたって、深い所までしっかり話せるわけがないじゃないですか。
会社側(ゼクシィ縁結びカウンター側)は「ひとりひとりに個別具体的な対応をしろ」て言うのでしょうが、
ゼクシィ縁結びカウンターさんのシステムでそれをしろというのが土台無理な話なのです。
マクドナルドで個別のテーブルに話を聞きに行ってその人のその日の体調や気分や同伴者などから、
提供するメニューをイチから考えてそっから厨房で調理をしてオーダーメイドで料理を出せ、みたいなものです。
できるわけがないのです。人の問題ではありません。システムの問題です。そういうシステムじゃないんです。
・ゼクシィ縁結びカウンターさんの価格帯を見る限り、1人あたりの担当会員は50-100名はいるだろう。
ニコまり。ではひとりひとりの想いや性格などに個別対応するため、会員の上限数を20名に設定しています。
お世話をする会員の数を増やせば増やすほど、どうしても一人一人に掛けられる時間は薄まってしまうからです。
ゼクシィ縁結びカウンターさんでは1人のマッチングコーディネーターが何名の会員を持つか情報がありません。
ただ、「安さ」を前面に押し出すビジネスモデルである以上、どう考えても担当する会員の数は増えます。
ましてやゼクシィ縁結びカウンターさんのように
・都内一等地にオフィスを構えて
・広告宣伝費をバンバン拠出し
・会員を持たない社長や役員や管理社員へも給料を支払う
ことを考えたら、中・小規模の結婚相談所よりもはるかに多くの会員を抱えなければ経営が成り立ちません。
ニコまり。のような20名体制でやったらその瞬間に「超・赤字企業」の誕生です。絶対にできません。
そうすると1マッチングコーディネーターが嫌がうえでも大人数の会員を抱えることになり、
結果としてひとりひとりに対するサポートの濃さは薄まります。
これらを理由にして、私がゼクシィ縁結びカウンターさんで活動をするとしても、
マッチングコーディネーターに仲人型結婚相談所のような手厚いサポートは期待しない、してはいけない。
という帰結を導いています。
真面目に仕事をしてくれないとか、有能な人材がいないとか、そういう「ひと」のせいではなくて、
「システム」のせいなんです。めっこり頼り切りで成婚までサポートしてもらうシステムではないの。そもそもが。
こうして改めて活動を考えてみると、
ゼクシィ縁結びカウンターさんでの活動って「結婚情報サービス型結婚相談所」の活動そのものですね。
まぁ私がそう書いたから、というのもあるんですけど。
というわけで改めて結論ですが、
「自分で婚活を進められない人はやっぱり向かないだろうなぁ」が私の正直な考え方です。
要するに個別の丁寧なサポートが無い代わりに値段が安いわけですから。
恋愛から結婚までセルフサービスでできる人はゼクシィ縁結びカウンターさんに大変向いていると思います。
次回は、リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)とパートナーエージェント、
提携しているけど「何が同じ」で「何が違う」のかを見ていこうと思います。
迷ったときに「どっちに入ればいいの?」な視点で考えていこうかと。
まだまだリクルート(ゼクシィ縁結びカウンターさん)の考察は続きます。
1冊の本になっちゃいそう。 10冊くらい売れないかな。 私が手売りします。
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