結婚相談所で成婚できる人の特徴【素直さ】 4
前回までの考察で、
・単に言うこと聞かないから「素直じゃない」はおかしい。それは結婚相談所側の怠慢・傲慢
・テクニック論として会員に「条件を広げさせる」ことは、ニコまり。が考える仲人の仕事の本質ではない
ことをお伝えしました。
今回はそれを踏まえて更に論を深堀りしていきます。
●確かに「条件を下げれば」成婚に近くはなるかもしれないが・・・
・会員を成婚させることが我々結婚相談所を営む仲人としての仕事・責務である
・結局のところ成婚は「男女が同レベル」の場合において一番多く成立している
・とはいえストレートにその話をして「条件下げろ」で会員が素直に応じることはない。むしろ反発する
・そこで「可能性を広げる」「新しい発見につながる」などオブラートに包んで上手に「条件を下げさせる」
・条件が下がれば出逢いが増えるのだから成婚にも近づきやすいだろう
これはあくまで「成婚」をゴールに設定したときに採用できる「テクニック論」です。
上ばかり見ていてもキリがないので上手に条件を下げさせて、「お似合いの同レベル」に持ち込んで成婚させる。
●仲人の仕事は会員に「お求めレベルを下げさせる」ことなのか
私は思います。
「これって、【結婚相談所側】の理屈であって、会員の気持ちはどこにいってるんだっけ?」と。
これまでの話をすごく単純化していえば、
・結婚は同じレベル同士でしかできない
・だからあなたの希望を同じレベルにまで下げてください
・おめでとう。結婚する為の土俵に上がれましたね
というお話です。結婚相談所の結婚相談所による結婚相談所のための成婚ルートです。
この理屈における「成婚の為のキモ」は「あなたと同じレベルまで条件を下げて」です。
従い、会員の気持ちとか想いとか、考え方とか、そういうものに気を配っているとはとても思えません。
そんなことは脇に置いといて、「成婚したいならとりあえず同じレベルの相手に行っておけ」というお話なのです。
●ニコまり。はあくまでも会員の「理想」の成婚を追いかけたい
綺麗ごとを言っているのは承知のうえです。
ベテラン仲人さんから見れば「あらあら。若いわねぇ」も承知のうえです。
それでもニコまり。は、会員の「理想の」成婚をお手伝いしたいと考えています。
というより、ニコまり。の存在意義そのものが「会員が理想の成婚を遂げる」なのです。
これを捨てるのであればニコまり。が存在する意味はありません。他の結婚相談所で全く以って十分です。
確かに、「成婚」させることを「ゴール」と設定するのであれば、
単純に「同じレベル」にまで条件を下げさせるテクニック論を駆使する方が、成婚に近いのかもしれません。
でもそれって本当に会員にとって「理想」なのでしょうか。
思いっきり「妥協」だとは思いませんか?
別に「妥協」が悪いと断ずるつもりはありません。
それで成婚して楽しく元気に幸せに暮らしている人だっているでしょう。
ただ、ニコまり。は「会員の理想の成婚を追いかける」結婚相談所です。
上手に「妥協」させて成婚させることは他の結婚相談所でもやっています。ウチでやる必要はありません。
長くなったので次回に回します。
次回、ニコまり。の考え方と「素直」とがちゃんとリンクします。
大丈夫です。本論が「素直であること」のシリーズであることは忘れていませんから。
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