結婚相談所で成婚できる人の特徴【自律思考の人】 6
前回の続きです。
結婚相談所が生き残ることを最大の目標としてしまうことで、
どうして会員さんが「自律思考」から遠のき、ひいては「成婚」からも遠のいてしまうのか。
より詳しく考察を深めていきます。
●会員さんの思考が「自律」から遠のいてしまう
会員さん側の気持ちで考えてみます。
結婚相談所からは、なんでもかんでも「やります」「できます」「大丈夫です」と言われ続けてしまうのです。
会員さんからすればちょっとした「王様」にでもなったような気持ちになってしまいます。
するとどうしても、「余の欲するものを運んでまいれ」という心理状態になってしまい、
会員は自律思考を持って行動することをしなくなります。
これは、会員にとって非常に不幸な話です。
なぜなら「成婚が遠のく」から。
本来、会員さんと結婚相談所との関係は、主役たる会員さんと、サポーターたる結婚相談所、であるべきです。
会員さんが自律思考を持って婚活に取り組むことを陰に陽にサポートし、
時にはダメなものはダメ、できないものはできない、としっかりと、そしてハッキリと伝えることも肝要です。
なぜならそれが、会員さんが「理想の成婚」に近づける良薬だから。
なんでもかんでも「いいですよ」「できますよ」「大丈夫ですよ」と甘い言葉を囁くことがサポートではありません。
●できますやります頑張ります で会員を獲得した結婚相談所の末路
ところが、入会時点で「できます」「やります」「お任せください」を連発しているものですから、
いざ入会した後、急に「ダメなものはダメ!」なんて言えません。
「入会時点でそんなこと言ってなかったじゃないか!」とクレーム(?)になっちゃうから。
すると結婚相談所側は会員さんが自律思考で婚活できない状態になってもアドバイスの1つすらできません。
自律思考なんて必要ありませんよコチラで全部やりますから。的に入会営業しちゃってるから。
これは結婚相談所側が会員さんの「自律思考」を奪っている、
ひいては会員さんから「理想の成婚を遂げる」チャンスを奪ってしまっている、非常に不幸なケースです。
●生き残ることはもちろん大事。 でもそれだけが目的では会員に目が向かず悲しいことに
頑張ってあれこれ喋って入会まで持ち込んだ結婚相談所のお財布は多少潤うのかもしれませんが、
・入会した会員は自律行動ができず「理想の成婚」から遠ざかり
・ひいては自律思考していれば出会えるはずだった「お相手様」のご縁すら奪いとり
・視野を広げれば、それで成婚が成就できないという結婚相談所業界全体に対しての損失
となってしまいます。
どれだけ綺麗ごとを並べても、我々は「利潤の追求」無しには生き残ることはできません。
それはもちろんそうなのですが、我々もある種の「覚悟」を決めて、1本スジの通る対応をすべきと私は考えます。
これが、結婚相談所が会員さんの「自律思考」を奪ってしまうお話になります。
ニコまり。は会員さんの「自律思考」をサポートすべくあらゆるサポートをしている自負がありますが、
もし万が一「ん?それは違うかも」と思われることがありましたら即おっしゃって下さい。
絶対に改善しなければならないことですので。
それでは、これら「自分自身のカベ」や「結婚相談所に引き起こされるカベ」を乗り越え、
「自律思考」で婚活を進める為にはどうすればよいのでしょうか。
次回はその点について考察をしていきます。
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