結婚相談所で成婚できる人の特徴【聞き上手の人】 6
結婚相談所で成婚できる人の特徴を考察する本シリーズ。現在は「聞き上手の人」を考察中です。
前回の続きで、相談(に名を借りたグチ)を延々に聴いてあげると、相手はどのように思うのか。
今回はそのあたりについての考察をしていきます。
●「解決策」を提示されたときに感じる想い
多くの人は「相談」をされれば「解決策を提示」します。
そりゃあそうですよね。「相談」されているんだもの。
ただ、相談された側が意識・無意識的に思うことは、
・自分の話が途中で遮られた
・その上で「こーせい あーせい」と自分の行動を決めにかかってきた
⇒私の自由な行動を抑制する危険な存在だ!
これ。もちろん上記をはっきり意識するわけではありません。というよりもそんなこと思ってもいません。
が、本能的に「自分の自由を抑制」されることに、人は嫌悪を感じます。だってある意味生存の危機だから。
重ねて言いますが、「解決策」を提示したときに「コイツ危険」と明確に意識するわけではありません。
ではなくて、「本能的に」「自分の自由を抑制する存在」として、
深層心理で「回避」を選択しようとする。そういうお話です。
「相談」に乗ってあげて、即座に「解決策を提示」してあげたのに、何か反応薄い。
これって、上記を理由にしていることが多いです。本能的にそれを求めていなかった、というお話です。
●「黙って話を聞き続けた」場合に相手が感じる想い
今度は逆に「解決策の提示」なんてものはせずに、ただただ黙って「相談(グチ)」を聞き続けた場合の話です。
賢明な読者であればもうお察しかと思いますが、ハイ、その通り。
さきほどの例とは「逆」の現象が起こります。
「相談」を持ち掛けた側は「いつまでも」「好きなだけ」「自由に」自分の想いなり何なりを語り続けます。
自由を感じる ⇒ 生存の本能が満たされる ⇒ 安心する ⇒ その安心感が好意・好感を呼び起こす
というシステム(?)です。
自由であることは、生存の為に非常に重要なことですよね。
行き止まりの前方から虎でも来たらその時点でジ・エンドですが、
四方が開けているのであれば自由に逃げることも可能です。(虎から本当に逃げられるかは別として)
この「自由」を感じるまでに、「好き放題」喋らせてくれる相手が、「聞き上手」なのです。
自由に喋って感じる「本能的な安心感」を「目の前の人こそが安心感」と錯覚(?)し、
そうすると「目の前の人は素敵だ。好印象。好感を持てる」となり、それすなわち「モテ」に昇華するのです。
結論すると、
「相談(に名を借りたグチ)」を聞き上手は延々と聞いてくれる
↓
自由に何でも話せることに「本能的な」安心感を相談側が感じる
↓
「安心を感じる」ことは好意・好感の重要ファクター
↓
「自由に喋ることによる安心」を「目の前にいる人と一緒にいると安心」と錯覚(?)する
↓
モテ
と言う流れです。
「安心を感じさせることができる」ことこそが、
聞き上手が「モテ」になる1つの要因である、ということです。
というわけで以上、「なんで【聞き上手】がモテるのか?」について、
4つの側面から考察をしてきました。
次回は、これら4つを踏まえて「どう具体実践」へ持っていくことができるのか、考察してみようと思います。
先にお断りしておくのですが、「非常に難しいこと」ではあります。簡単に成せることでは正直ないです。
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