ニコッとMarriageが成婚率の記載をしない理由
突然ですが、ニコッとMarriageは【成婚率の記載をしていません】
今回の記事は考察・分析ではなく、
「なぜニコッとMarriageは成婚率の記載をしないのか」のお話をさせて頂ければと。
先に結論から言ってしまえば、
・「成婚率」のために「会員が犠牲になる」ことは、絶対にNOだから
なのですが、
本稿では、ニコまり。なりの想いとか、信念とか、
その辺りのことをお話できればと思って記事にさせて頂きました。
よろしければご一読頂けましたら嬉しい思いです。
●以前はニコッとMarriageも成婚率レースに参加していました
実のところ、以前は「ガッツリ成婚率の記載をしていました」
会員は成婚したくて結婚相談所を訪れるワケですから、
その判断基準となるであろう成婚率を記載することはむしろ当然のことと考えていましたし、
また記載をすることで自身に緊張感を与え、徹底した成婚サポートを実現せねばとも考えていました。
それと同時に新規会員を獲得するためにも、
やはり高い成婚率を維持・掲載し続けることは非常に重要であると考えており、
それこそHPのTOP ど真ん中に「でかでか」と成婚率を記載していたのです。
●自分に愕然としました
とある会員さんのお話になります。
順調に交際を続け、真剣交際へと発展。このままご成婚へと順調に歩みを進めておられるご様子でした。
そんな会員さんにある時、こんな悩み・相談を打ち明けられたのです。
「本当にこのまま結婚していいものなのか、迷っています、、、」
一瞬。
言い訳がましく聞こえて情けないものですが、一瞬でした。ただ一瞬ではありますが、明確に、
「え~っ! この方がご成婚に至らなかったらHPの成婚率が下がっちゃう」
これが脳裏によぎったこと。今でも鮮明に覚えています。
もちろん、一瞬でしたから、
「ハァ? ここまで来て成婚しないとかありえないから成婚して下さい今すぐ手続きして下さい成婚退会で」
みたいなヤクザ? なマネはもちろんしておりませんで、
「そうですね。悩む時はある。迷う時もある。何を想っているのか、ぜひ聞かせて下さい」
と、その方に対して親身に、真摯に、誠実に成婚サポートを提供したと自分なりには思っていますし、
また当時の会員もそう思ってくれたのでしょう。私と真剣に向き合ってくださり、結果としては晴れてのご成婚と相成りました。
結果としてはオーライだったのでしょう。ご成婚、相成りましたし。
が、私は私に「愕然とした思い」を持ちました。
「自分の言ってること、違うやん」と。
・ニコッとMarriageは会員への成婚サポートに全身全霊・誠心誠意を捧げる相談所です
・ニコッとMarriageは既存会員への成婚サポートが何よりの優先で、新規会員の獲得優先度は必ずその次です
ブログでも何度も何度もこう書き続けてきたのに、
会員に悩みを打ち明けられた時に
「え~? 成婚率が、、」って、なんやねん? と。
そういう「成婚率に憑りつかれた相談所」があって、
そういうところは「誰でもカレでも結婚させようとしてきて」
だからオレは絶対にそういうことはしない。
会員を「成婚率の為に犠牲にする相談所」には絶対にならない。
会員と真摯に、誠実に、本気で向き合うのだと自分に使命を課して、ニコッとMarriageを開業させたのです。
それがもう一度同じことを書いてごめんなさいですが、
「え~? 成婚率が、、」って、なんやねん? と。
・思ったのは一瞬だけだったから とか
・そのあとはきちんと会員と向き合ったから とか
自分に言い訳をしていたって意味がありません。
そう思ってしまった。それ自体がもう「アウト」なんです。
一瞬でも「成婚率が、、」と脳裏をかすめた以上、
・本当に本気で会員の成婚に向き合っているのか? と自分に問うて、
・天地神明に誓ってYesだ。 とは言えません。
だって、「成婚率が、、」て思ったんだもの。
思ってしまったことはもう消せない。
思わなかったことにはもうできない。
・成婚率を記載していて
・成婚率が、、と脳裏をかすめるなら
・成婚率なんて書かなければよい むしろ「書いてはいけない」
・成婚率のために会員が犠牲になることは「絶対にあってはならない」
これが、ニコッとMarriageが成婚率の記載をやめた理由です。
●実際 お問い合わせの数は減りました
結婚相談所のHPの多くが、成婚率を記載・掲載をしています。
成婚率が顧客獲得の重要な要素であることは疑いようのない事実です。
前2回の考察で、成婚率って「色々とカラクリがあるんだよね」というお話は致しましたが、
さりとて成婚率を記載している全ての相談所がインチキだなんて言うつもりは全くありませんし、
記載することそのものについてはむしろ顧客獲得を目指す相談所の側に立てば当然と考えます。
重なりますが、新規顧客の獲得には「成婚率の掲載が一番効果てきめんである」なんですもの。
事実、成婚率の記載をやめてから、新規会員からのお問い合わせは減りました。
分かってはいましたが、それでもやはり、お問い合わせが目に見える形で少なくなったことは素直に残念です。
少なくとも嬉しいものでは絶対にありません。
たださりとて、ではやっぱり成婚率を「でかでか」と目立たせようか。
という思いには駆られません。
誰になんと言われようとも、
・ニコッとMarriageは会員への成婚サポートに全身全霊・誠心誠意を捧げる相談所である
・会員を「成婚率の為に犠牲にする相談所」には絶対にならない。
胸を張ってそう言い続けたい。
それこそがニコッとMarriageの存在意義であり、存在価値であると考えているから。
それをしないのなら、いっそニコッとMarriageを辞めて、
どこかそれなりの結婚相談所にカウンセラーとして就職すればいい。(入社できるかは分からないケド)
それなりに成婚主義をしながら、
それなりに「目標達成のためのご成婚営業」を行い
それなりに顧客満足をさせて
それなりにカウンセラーをやっていますと言えばいい。
でもそうじゃない。繰り返してごめんなさいですが、
ニコッとMarriageである以上は、誰になんと言われようとも、
・ニコッとMarriageは会員への成婚サポートに全身全霊・誠心誠意を捧げる相談所である
・会員を「成婚率の為に犠牲にする相談所」には絶対にならない。
そう、胸を張って言い続けたいのです。
●こんな風に思われる方もいるかもしれません
Q.もしかして、外に出せないくらいの低い成婚率なんじゃないですか?
そうかもしれません。
成婚率を記載しないと決めた以上、少なくともその主張に対する反証はできませんし、ありません。
それでも、
・ニコッとMarriageは会員への成婚サポートに全身全霊・誠心誠意を捧げる相談所です
・ニコッとMarriageは既存会員への成婚サポートが何よりの優先で、新規会員の獲得優先度は必ずその次です
これを実現する為に、私の心に「よこしま」が入り込む余地のある成婚率の記載は、やっぱりNOです。
「成婚率」のために「会員が犠牲になる(可能性がわずかでもある)」ことは、絶対にNOなのです。
従い、実は成婚率低いのでは?
そうお感じにさせてしまったのであれば、それはひとえに私の力不足であり、私の責任です。
Q.成婚率を記載しないことで心に慢心が生じ、成婚サポートがおそろかになるのでは?
それだけは絶対にありません。
天地神明に誓い、成婚サポートをおろそかにすることは絶対にありません。
確かに、成婚サポートとは目に見えるものではなく、
またサポートが為されているかを判断するのは「会員」です。
私が「やっている」と言っても「足らない」と言われれば、それは「足らない」のです。
従い、当会では「成婚サポートにご満足頂けない際には全額返金」を行っています。
・成婚サポートに全身全霊を尽くし
・会員からのサポートに対する満足度を100%にすることを目標にしていますので、
万一、
・成婚サポートにご満足頂けなかったということであれば、
・それはすなわち「私に全責任がある」ものであり、全額返金は至極当然と考えています。
同業の仲間や、経営者仲間などの集まりでも、
「そんなアホなことやってて どうすんねん(笑)」
などと言われることもありますし、「まぁそうだろうな。私が逆だったらそう言うカモ」と思いつつ、
「成婚サポートに命を賭ける」と言っている以上、
その成婚サポートが「足らぬ」と評されれば、
いったい何の対価を頂くことができるのか ⇒ 全額返金がやっぱり妥当である。
となるのです。
ご提供できた価値の分だけ 対価を頂きたい。 そう思っています。
従い、ご提供できた価値が無い(成婚サポートが足らない)と判断されれば、
対価は頂けない。と言うよりむしろ、頂いてはいけないと考えているのです。
書き出したら長くなるのがニコまり。ブログの恒例ですが、
何となく「まぁなんだ、、、信念持ってやってるんだね」くらいまで思って頂けたのなら何よりです。
1人でも多くの幸せな成婚を達成するべく、
これからもニコッとMarriageはニコッとMarriageであり続けたいと、そう強く決意をし、結びにさせて頂きます。