東京の結婚相談所を比較考察 クラブオーツー(O2)さん 1
東京の結婚相談所を個別考察する本企画。これでもう何社目でしたっけ?自分でも忘れました。
今回は【クラブオーツー(O2)】さんです。
ちなみに「O2」とありますが、別にオーネットの第2支社とかそうい関係性はありません。
え、分かってる? そ、そうですよね。ま、まあとにかく、「クラブオーツーさん編」スタートです!
●オレ ココ ダイスキ
クラブオーツーさんは徹底してヨソの結婚相談所との差別化を行っています。
上品で 上質で くつろいだ 大人の 洗練された 優雅な ハイセンスな方々 の婚活。 みたいな。
※上記コンセプトはおかむが勝手に名付けたものです。 本物はそれこそもっと「上品」です。
とにかくこのコンセプトを満たすために「何が必要か」を徹底して考え抜いて、全ての施策が構築されています。
「おかむがヨソの相談所をこれほど褒めるなんて珍しいな」っていうくらい、クラブオーツーさん大好きです。
以下、クラブオーツーさんの「ヤルゥ!」な差別化戦略を見ていきますね。
差別化戦略は結婚相談所そのものの戦略であって、もっと個人の活動に特化して考察して欲しいですって?
いやん、だってクラブオーツーさん素敵なんですもん。やらせてくださいナ (*´▽`*) (笑)
●ポジティブに 秘密結社クラブオーツー 感
クラブオーツーさんは詳細な数値データを公表していません。
会員数 : 非公表。 推定で1,000弱(これでも好意的な推定。送付資料から察すると700名程度か)
成婚数 : 成婚「数」も成婚「率」も非公表。どこを探しても数値が見当たりません。
で、いつもの流れなら秘密結社ノッツェ(NOZZE)さんの回、みたく色々モノ申すところなんですが、
クラブオーツーさんに限って言えば「敢えて出していませんことよ。オホホホ」とでも言いたげに思えるくらい、
「なんか出してなくてもいいんじゃなかろうか」感が出てきます。
この「数値を敢えて出さない秘密感」が、よりクラブオーツーさんの魅力を引き立てているようでならないんです。
●大手結婚相談所連盟には所属していない
クラブオーツーさんは見出しの通り、「大手結婚相談所連盟」にはどこにも所属していません。
推定会員規模1,000名未満の結婚相談所ですので、普通に考えればめちゃめちゃ不利な状況です。
でもクラブオーツーさんは、この人数の少なさを「少数精鋭」と謳ってその不利をケロっと公表するんです。
「私たちは敢えて大手の結婚相談所とは一線を画して活動しています」と主張していて、
そしてなんとなく「本当にそんなサービスがあるんじゃなかろうか?」と想像させるような。
そんな「自信に満ち溢れている感」が彼らの言葉の端々から伝わってきます。
本当にそんな「普通の結婚相談所と違うサービス」というのが実現できるかどうかは分かりません。
実際、無料相談で話を聞いただけではその辺の具体的な所はさっぱり分かりませんでした(笑)
ただ、なんかひとつひとつの作り方が、「なんとなくこの人たち、そこいらの相談所とは違うかも」
と思わせてくるんですよね。本当にそのあたりの戦略と言うか、戦術というか、お見事だと思います。
●「厳正なる入会基準」と謳うことによる 敢えてのスクリーニング
クラブオーツーさんのHPを見ると、
入会には【厳正なる基準】を設け、「本クラブ独自の入会審査基準」を満たした方のみ入会可能、となっています。
この辺りの戦術も、実に見事なまでに「入会会員を上手にスクリーニングしているな」と感じる点です。
私がクラブオーツーさんの無料相談に行った時、ぶっちゃけベースの年収は「500万円程度」でした。
正直「断られるんじゃネーカ?」てビクビクしていたものです。すっかり戦略にはまってたと言うこと。
結論から言えば何も言われませんでした。むしろ「ぜひご入会下さい」とプッシュされたくらいです。
ちなみに当時所属していた会社も別に普通です。冠がついたり、合コンで自慢したくなる社名でも何でもないです。
でもね、
・HPやら送付資料やらのいたるところで「厳正な入会審査基準」アピールをされ
・送付資料の1枚には「会員女性の出身大学」とかって割と有名な大学がぞろぞろと名前を連ねており
・「高級」だの「上質」だの、「他の結婚相談所とは違うんだ」という主張を至る所で目にし
ているとね、だんだんと「こりゃあハイクラス人間でないと入れないカモ」という気にさせてくるんですよ。
当時の私がお断りされなかった。というよりむしろプッシュされたということは、
ぶっちゃけ厳しい入会審査基準なんて無いに等しいと言っていいレベルです。
誰でもとまでは言いませんが、「普通の結婚相談所と大して変わらないんじゃないか?」と思っています。
でも、あれだけ口酸っぱく「上品」「上質」「ハイグレード」みたく連呼されまくることで、
「自動的にある程度自分に自信の無い人は振るい落ちるシステム」になっているということなんです。
コレがスゴイ。なかなかにできることではありません。
●スタバは「禁煙」にすることで客足を伸ばしている
そんな自らに「縛り」をかけるようなマネして、会社としてダメなんじゃないの?なんて声もありそうです。
確かに、お客さんを増やそうと躍起になるのが普通の会社です。
敢えてスクリーニングだなんて、狂気の沙汰? にも思えてきます。
ところで、コーヒーチェーン店では「雄」たる存在のスターバックスさんですが、あそこは全席禁煙ですよね。
スターバックスも「喫煙客お断り」にすることで、逆に「禁煙客」を圧倒的に呼び込んでいます。
クラブオーツーさんが全く同じ、とはさすがに言えませんが、
彼らも敢えて「会員を限定しています」と打ち出すことによって、
逆に「狙ったターゲット」を確実に取り込んでいる戦略なのだと考えれます。
まぁ、実際に狙ったターゲットを取れているのかどうかは分かりませんが・・・。公表数字は何も無いし。。。
長くなっているのでいったんここらで続きにまわします。
勝手に大好きなクラブオーツーさんの考察、どんどん続けますよ。
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