東京の結婚相談所を比較考察 クラブオーツー(O2)さん 6
前回の続き。クラブオーツーさんのサービス「プライムセレクション」についての考察です。
IBJシステムとの比較、という視点をベースに考察をしています。 では続きをどうぞ。
●1回につき与えられる時間は50分しかない
コレ、かなり重要なポイントです。なんとプライムセレクションでは50分という時間制限が設けられています。
このシステムを目当てに、一定の時期に、集中して会員が殺到するわけですから、
ひとりの会員がずっと椅子に座っていつまでもカチカチお相手検索されたら溜まらん、という理由なのでしょう。
とはいえお相手を探す立場からすれば、50分なんて「あ」っという間です。
うかうかしていたら何も決められずにタイムオーバー、なんてこともありえます。
何の為の¥20,000だったのか・・・、と。
となると会員さんのお相手検索行動はどうなるか。間違いなく「条件検索」になります。
だって、いちいちお相手のプロフィールシートを読み込む時間なんてないですから。
というわけで、通常一般の選択行動はこんな感じでしょう。
男性の場合 : とにかく年齢でまずは絞って、その後は見た目で絞って、その後ようやくプロフィールへ
女性の場合 : とにかく年収でまずは絞って、その後は見た目で絞って、その後ようやくプロフィールへ
ざっくり書きましたが、要は「徹底した条件検索」になるでしょう、と。
生々しい表現になりますが、「まずは顔が気に入った20人を選んで、そっからふるい落とす」が現実的です。
というよりむしろ、クラブオーツー側ではむしろそれを奨励しているんじゃないか?とさえ勘繰りたくなります。
つまり、「普段のご紹介はコーディネーターがハンドメイドで性格やら価値観やらを中心に選んでる」ので、
プライムセレクションではむしろ「振り切って」見た目オンリーでYOU選んじゃいなよ、と。
ちなみに、「見た目オンリー」で選んじゃうシステムの場合、ほぼ確実に言えることは「お申し込みの重複」です。
要は、一部の幸せ者がお申し込み全体の「ほとんど」をかっさらい、残りの人は待ちぼうけをするだけ。
そして、自分の申し込みについても「一部の幸せ者」にお届けしている為、ほとんどの票が「死票」になる。と。
ここまでくると、
「ほれ見てみろ。見た目オンリーで選んでもどうせダメなの。だから性格・価値観なの。悔い改めよ、救われん」
とコーディネーターが会員を説得する為の材料を与える為のプライムセレクションなんじゃないのか?
と疑念がどんどん深まってきます。そう考えるとある意味、考え抜かれた素晴らしいシステムかも?と。
●申し込み人数がかなり少ない
クラブオーツーさんのHPや送付資料には詳しい申し込み可能人数の記載はありません。
が、
私が実際に足を運んで説明を聞いた時は1回の参加につき「5名まで」でした。
他いわゆる口コミサイトなんかを見てみると「8名」なんていう記載も1つですがありました。
「人数少なすぎ!( `―´)ノ」て怒られて増やしたのかもしれません。
ただ、「5名」にしても「8名」にしても、いずれにしても申し込み人数は「極めて少ない」です。
IBJシステムでのお申し込みに対するOK率の平均は「約6%」です。
「5名」でも「8名」でも、この確率ではたったの1人も「OK」が返ってきません。
ましてや、先ほどご説明した通り、プライムセレクションではお申し込みの更なる集中が予想されます。
・選択の為の時間が限られている為、「条件」や「容姿」を基準にお相手選びをするしかない
・「条件」や「容姿」の希望条件はだいたいみんな似ているので、お申し込みの集中が起きる
・「集中」してお申し込みをされてもOKを出せるお相手は限られている。
・従って、全体で見た時の「OK率」はIBJのそれよりも下がるのでは?との仮定が成り立つ。
こんなロジックです。
よほどの「好条件さん」か「容姿端麗さん」でもない限り、
この限られたお申し込み人数で、満足できるお返事結果をもらえる方は、そうそういないと私は推察しています。
●登録人数が圧倒的に少ない
IBJシステムと比べた時の決定的な差はコレです。
・IBJ 約58,000名(2016年7月時点)
・クラブオーツー 約 700名(クラブオーツーより受領の資料より)
事実として「桁が違い」ます。
さきほど、「お申し込み人数が少ない」と考察しましたが、この人数の少なさも一因かもしれません。
つまり、「何十名」もお申し込みができるほど、希望条件に合致するお相手がいないのでは?です。
ニコまり。でのお申し込み人数は「スタンダードのコースで 月40名」です。
それでも、よほど特殊過ぎる希望条件の方でもない限り、「申し込み相手が枯渇する」なんてことはありません。
※ニコまり。の活動コースをご覧になりたい方はコチラ
それはやはり何と言っても、会員規模が60,000名弱いるからのことだと考えられます。
一方のクラブオーツーさんは700名です。さすがに1/100近くとあっては、厳しいのかもしれません。
以上、これまでの考察から考えてしまうと、
果たして¥20,000を支払ってまで参加する意味があるのかちょっと不安になってきます。
とはいえ、「上品」「上質」をコンセプトに「ある程度スクリーニングをかけて」会員を集めているのですから、
私がもしクラブオーツーさんに入会したら少なくとも1回は使うと思います。
「結局どんな人が登録してんの?」は気になりますもん。いい人がいそうな「気」はしませんか?と。
以上、6回に渡ってクラブオーツーさんの考察をしてきました。そして次回はいよいよ総仕上げ。
「私がクラブオーツーさんに入会するならこう活動する」 をガチ考察したいと思います。
パートナーエージェントさんでの考察の時と同じ物言いですが、
敵に塩どうこうとか関係なく、ガチンコで成婚する術を考察していきますよ。
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