東京の結婚相談所を比較考察 ゼクシィ縁結びカウンターさん 3
リクルート(ゼクシィ縁結びカウンターさん)の個別考察。
前回は、リクルート本体は結婚相談業に社運賭けるほど本気でないんでないか?の話をしました。
今回もその続きです。
●投資家向けの資料を見ても結婚相談業の話はさっぱり出てこない
リクルートは上場企業(東証一部)ですので、さまざまな情報を投資家向けに発表しています。
なかでも非常に重要なものとして「決算発表」というものがあります。
要は「今年1年頑張って、いくら儲かりました」の成績発表みたいなものです。
でまぁ、見出しの通りなんですけど、
「ゼクシィ縁結びカウンター」の表記は、資料を端から端まで見回してもほとんど出てきません。
少なくとも私は見つけられなかった。
「ゼクシィ」なら見つかります。でも、
「ゼクシィ縁結びカウンター」はみつかりません。
発表された資料を片っ端から見ていくと、2015年発表の報告書にチラっと、
「結婚相談カウンター(ゼクシィ縁結びカウンターとすら呼んでない)による集客がありました」
程度の記載があるだけ。どんだけ集客あったのかも書いてないし、いくら収益が出たのかも書いてない。
誰だリクルートのストーカーとか言うヤツは。
これって「鶏が先か卵が先か」の話と同じなんですけど、
前回考察したようにゼクシィ縁結びカウンターの売上って、
リクルート全体から見れば非常に少ない(0.1%程度)わけで、
そうなると大切な投資家さんに知ってほしい情報って他にもっといっぱいあるわけで、
とするとわざわざ大切な「決算情報紙面」の一部を割いてまでして
ゼクシィ縁結びカウンターの話をしなくてもいいだろう、という判断がされたんだろうな、と。
つまり、ゼクシィ縁結びカウンター(結婚相談業)については
まだまだリクルート本体から見ればち~ちゃなかわいい新規事業の1つなわけでして、
たぶんリクルートの上の方の人(要は社長・役員)はイチイチ「ゼクシィ縁結びカウンターの状況はどうなってる?」
なんていう質問もしてないと思います。
それよりはもっと大事な「海外事業のM&A案件」とか「国内でも優先度の高い案件」のほうに興味がいくだろうな、と。
と、まぁここまで、
リクルートは結婚相談業に本気じゃない。と散々に言ってきましたが、
「だったらわざわざ結婚相談業に参入してこなくない?」って、思いません?
売上に対するインパクト(寄与度)も大きくないんだし。
他ならぬ「ゼクシィ」に、その理由が隠されてると私は思っています。
次回はそのあたりの考察から進めていきたいと思います。
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