東京の結婚相談所を比較考察 ゼクシィ縁結びカウンターさん 15
ゼクシィ縁結びカウンターさんを個別に考察する本企画。今回は本流に戻って、
リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)参入による激動を、「小規模相談所がどう生き残るか」
という視点で考察してみようと思います。
●短期的視点で見た時は「脅威」以外の何物でもない
長期的な視点で見た時は、リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)の参入は業界にプラス側面もありました。
・これまで結婚相談所を利用していなかった新たな顧客層を開拓することで、利用層のすそ野を広げてくれる
・利用層の広がり、およびリクルート(ゼクシィブランド)の参入によって、結婚相談所が世の中で一般的になる
ひいては業界全体の更なる発展につながる可能性が多いにあるため、一概に脅威だけであるとは言い難い。と。
ただ一方で、「短期的な視点」で見た時は、これはもう単なる「超脅威!(;゚Д゚)」以外の何物でもありません。
・安さ爆発みんなのさくらやの価格設定でお客さんをごっそり持って行っちゃう
・そこら辺の中小企業の「社員全員生涯年収」を全部集めた以上の狂想的な広告爆弾投下による顧客強奪獲得
・リクルート(ゼクシィブランド)に対して顧客が感じる漠たる安心感・信頼感(要はブランド力)で顧客・・以下略
まさに、みんなで協力しながら「商店街」を運営しているところに、
突如駅前に巨大ショッピングモールが出現するかの如く、
我々のような中小規模の結婚相談所は急激な競争環境の変化にさらされることになりました。
というわけでまずは何を以ってもなにより、
「リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)に参入による激動の結婚相談所業界を生き残る」
ことに全力を傾けなければなりません。
これが「短期的視点」で見た時には「脅威以外の何物でもない」とする根拠です。
●果たしてリクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)と戦えるのか
では競争が激化したということで、生き残っていくために必要なことは何なのでしょうか?
方法は2つしかありません。
・リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)と同じ土俵で戦う
・リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)と違う土俵で戦う
リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)と同じ土俵で戦うということは、
・価格を下げて
・広告をガンガンやって
・ブランドを高める
ことをする。ということになりますが、まず間違いなく「ブランド」では勝てません。
ブランドとは「長い時間」と「莫大な費用」をかけてじっくり醸成させていくものです。
とても一朝一夕に出来上がるものではありません。お金「だけ」では買えないからこそ「ブランド」なのです。
ということは、リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)と同じ土俵で戦うことを考えた場合、
ブランド力では絶対に負けるので、
・価格をより下げるか
・広告をより出稿するか
の2択を迫られることになります。だって1つで負けてるんですから、別の何かで勝たないと勝負になりません。
とはいえどっちの道もめちゃくちゃ「イバラ」です。焼き肉のたれ
価格は既に発狂的に安いです。これより下げるというのは結婚相談所として存在する意味を失うレベルです。
広告は既に発狂的に投下されています。これより投下するのは、私財はおろか一族郎党全部質に入れても届きません。
ですので、少なくともニコまり。では
「リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)と同じ土俵で戦うことは不可能」
と考えます。アリさんが象さんに正面きって対戦を挑んでも勝てっこないんです。
ぷちっ。となって瞬殺終了です。
というわけで、リクルート(ゼクシィ縁結びカウンター)の参入から生き延びる為には、
リクルート(ゼクシィ)とは違う土俵で戦って生き残る以外に道はないと考えます。
それでは、違う土俵とは何なのか。
そこでどう戦うのか。
これについて次回考察をしていこうと思います。
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