親の代理婚活を応援する企画 息子・娘さんを結婚させよう! 5
早いもので当シリーズもはや5回目を迎えました。
今回は前回からの続き、「お子さまを結婚に導くため【私に任せてくれませんか?】」のお話。続きです。
●こどもは親御さんが思うよりちゃんと「考えて」います
前回、私が間に入ることでお子さまが結婚と向き合う為の「場づくり」を行うとお伝えしました。
さて、そういう「場」を作りお子さんとしっかり向き合ってお話をしてみると、実はお子さんはご自身の結婚に対して非常にしっかりと「考えている」ことが伺えます。
親御さんからしたら驚きかもしれませんが、
お子さんは親御さんが思っている以上に、はるかにそれ以上に「結婚に対して真剣に考えて」います。
ご自分の状況も客観的に見ていますし、
ご自身の将来についても考えています。
ご自身にとってどんなお相手が望ましいかも考えていますし、
中には実際に行動(いわゆる婚活)まで実践しているケースもあります。
大事なことなのでもう一度言います。
「お子さんは親御さんが考えているそれ以上に、きちんと【結婚と向き合って】います」
ただそれを親御さんには言っていないだけなのです。
どうして言わないの!ってなります?
なんというか、まぁ、お分かりいただけると思うのですが、ハイ。「恥ずかしい」のです。
親に「オレ こんな子好きでさ」とか「結婚し対からコレコレこんな婚活してる」とか、なかなかに言えるものではありません。私は親と仲のいい方だと思っていますが、そんな私でも婚活のことを親には言っていません。親だからこそ、言いにくいんです。恥ずかしいというか、気まずいというか、色々複雑な気持ちが絡まり合って。
だからこそ、「第三者的な立場で客観的にお子さんの婚活をサポートする」仲人たる存在が役に立ちます。
親御さんにはなかなか言えない婚活のリアルを、仲人である私には「割りと素直に」話してくれます。
もちろん話をしっかり聞くためのいわゆる「スキル的なもの」を身に付けているということもありますが、
「結婚相談所の仲人さん」という、いわゆるご自身の生活範囲からは離れたところで「客観的に」話を聞いてくれる存在である、ということが、お子さんのお話を滑らかにさせる1つの要因だと思っています。
ぶっちゃけ「あとくされない」じゃないですか。
親には言えない、友達にも言えない、誰にも言えない、そんな話を「仲人」にならできるんです。
そうやってお子さんの「本当の想い」を汲み取ることができるから、また同じ話ですね。「私に任せて下さいよ」と言い出しちゃったりするのです。
お子さんは結婚に対して「考えていない」のではありません。「言ってない」だけです。
それは親子である以上、親が子供を大切に思い、そしてお子さんが親御さんを大切に思う、そんな関係であればあるほど、色々な気持ちがまぜこぜになって「素直に言えない」状況になっています。
だからこそ、しっかり考えているお子さまの想いを汲み取り、実現に導くために、「私を使って下さい」というお話させてもらっているのです。
●こどもは親の期待に応えようとしてしまう
これまでの2つとは少し視点が変わります。
これまでは「親に言われたらこどもはついつい反発する」とか「気恥ずかしいから親には言えない」とか、そういうお話をしてきました。だから親御さんはあまり深入りせず、「私に任せて下さい」という論旨です。この3つ目で最後ですが、最後は少し違った視点です。
これまで親御さんからのご紹介でお子さまとお会いする中で、私が強く感じていることがあります。それは、「親御さんの想いをお子さんは解っていて、そしてそれを実現しようとしている」ということです。
要は、いくつになってもお子さんは「親の期待に応えたい」ものだということ。
親の喜ぶ顔が見たいんです。いくつになってもお子さんはお子さんなのです。親への想いは変わりません。
これはこれでもちろん素晴らしいことですし、尊重されて然るべきとは思いますが、
一方で、この「親御さんの期待に応えたい」「親御さんを喜ばせたい」という思いがあまりに先走りすぎてしまうと、逆にお子さんの結婚に対して「足かせ」となってしまう場合がありえます。それはよくない、というお話です。
お子さんとこれまで接してきた長い年月の中で、特に意識もしないで言った言葉を、実はお子さんはしっかりと聞いています。そして記憶しています。更に進むとそれが「無意識の潜在意識」として「刷り込まれている」というケースもありました。それほど「親御さんがお子さんに何を言ってきたか」はお子さんの「結婚観」に重大な影響を与えるのです。
お子さんが幸せな結婚を考えて、その結果として難しい案件に突き進むことは何も悪いことではありません。実現することが難しいことだとしても、それがお子さんご自身の幸せのためですから、胸を張ってチャレンジするべきだと私は思っています。
ところがそうではなくて、「親の期待に応えるために」「親を喜ばせるために」そしてもっと言うと「親が納得しないから」という理由で、ご自身でみずから足かせをはめるが如く、難しいお相手のみにアタックせざえを得ない状況に追い込んでしまっている、そんなケースもあるのです。
このような状況のとき、親御さんとお子さんの直接対話で解決することは非常に難しいです。
デリケートな問題なのでまずなかなか本音同士でぶつかることもできませんし、親と子というある種「感情を遠慮なく出してOKな間柄」だけに、まさに感情的なぶつかり合いになるだけで、何も議論が前に進まないということもあるからです。
親御さんとお子さん、おふたりの関係が深いだけに、想いが深いだけに、それが余計に解決のカベとなってしまうケースがままあるのです。
というわけで毎度同じことを言って恐縮なのですが、そんな時こそ「客観立場」たる仲人を有効活用してください。
客観的な立場で話を聞ける人間が間に1枚入っているだけで、お互いのコミュニケーションが驚くほどスムースになります。私自身、「あ、こんなにスムースに事が流れるのか」と思うくらい大きく変化します。体感値からくる率直な思いです。
「親の期待になんか応える必要はない」とか
「子どもに期待するのは止めて下さい」とか
そういう「二者択一」の決断を迫るようなことはしません。そんなの私が入る意味がないから。
親御さんの想いもしっかり受け止める。
お子さんの想いもしっかり受け止める。
そのうえで、おふたりの間に入ってしっかりとサポートをする。橋渡しの役目を担う。
実際のお手伝いでは、そういうところを気を付けて、ご結婚までのサポートをしていました。
そろそろまとめに入ろうと思います。
まず第一に、お子さんのご結婚「私に任せてくれませんか」という打ち上げ花火を上げました。
その理由は以下の3つです。
お子さんは親に言われるとついつい「うるさいな」と反発してしまうもの。
お子さんは親御さんが思っている以上に「結婚」に対してちゃんとしっかり考えているということ。
そしてお子さんは親の期待に応えようとするからこそ「私」が間に入ってサポートすることに意義があること。
理屈はそうかもしれないけど、実際にそううまくコトが運びますかね・・・。私ならそう思います。
ということで次回、実際のお手伝い事例として、こんなふうにご結婚まで流れました。
というお話をし、本シリーズの最後にしようと思っています。
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