結婚相談所とは 結婚情報サービス型と仲人型との違いを考察 2
前回は結婚相談所の「結婚情報サービス型」について、どんなものかをご説明してきました。
今回はもう一方のタイプ「仲人型の結婚相談所」とはどんなところなのか、ご説明していこうと思います。
●仲人型の結婚相談所とはどんなところ?
独立してそれなりの規模と言うと、クラブO2(オーツー)、誠心、キューピッド・クラブ、などでしょうか。
先述の通り今や殆どの相談所が「私たちは仲人型」と謳っているので、大小問わず数多くの相談所がこのタイプになります。
数が多いので、それぞれの相談所が色々なことをウリ・強み、としてアピールしていますが、思い切って集約すると
「あなたの結婚可能性を最大限高める為に、あれもこれもとできる限りのお世話を焼き、サポート致します」
あたりに落ち着くでしょうか。
結婚情報サービス型(データマッチング型)が、
出会いのチャンスを最大化します。そうすれば結婚できる確率も自ずと高くなるでしょう。と主張するのに対して、
仲人型の結婚相談所は、
あなたの結婚のために色々とお世話を焼きます。そうすれば結婚できる確率も自ずと高くなるでしょう。
と主張するのです。
仲人型結婚相談所は、先述したそれなり規模の相談所であっても、数百~千人程度の登録者数です。
大手結婚情報サービス型(データマッチング型)とは人数規模の面では比較になりません。そこで勝負していないのです。
仲人型結婚相談所は「あなたの為に、お世話を焼きます」が何よりの価値です。というより、これが全てです。
そして、お世話を焼こうと思えば、当然1人のカウンセラーが担当できる人数にどうしても限りが出てしまいます。
仲人型結婚相談所としてやっていく以上、会員数という規模を追うことはトレードオフの関係上、不可能なのです。
従い、仲人型結婚相談所で活動する際のキモは、「誰が自分のカウンセラーになるのか」であり、そしてその「カウンセラーが自分と相性ピッタリの人物か」ということになります。仲人の存在こそが価値なのですから、その仲人に意義・意味を見出せなければ意味がありません。
もしここの相性が抜群で、何でも相談でき、何でも伝えられるような素敵な仲人さんがパートナーとなれば、あなたの婚活は非常に充実したものとなり、まさに「結婚可能性の最大化」が実現されることでしょう。
●仲人型の結婚相談所はどんな人が合ってるの?
話を簡単にするためにここでもざっっっくり2つに分けてしまうと、
・恋愛に前向き・積極的で、結果も出ている人
・恋愛に対して自信を持てず、なかなか積極的に振る舞えない人
になります。※話を簡略化する為、「普通の人」というカテゴリは敢えて外しています。全ての人がどっちかに入る前提です。
●恋愛心情で結果が出てるなら登録する必要ないのでは?
ですよね。そう思いますよね。私もそう思っていました。でもね、普通にいるんですよ。なぜでしょう?
いわゆる「モテる人」ってどんな人でしょうか。大体こんな感じの人が多いと思います。
仕事もできて、友達付き合いも多く、果ては趣味なりなんなりで自分の時間も大切にしている人。
要はね、忙しいんです。とっても。世に言う「恋愛しているヒマがない。」って、本当なんですよ。いるんです。
こういう方々にとって、仲人型結婚相談所の「世話焼きサービス」は非常に有用です。要は婚活専門の有能秘書がいるようなイメージですから。かくして良くも悪くも効率的に理想の方と出会い、恋愛関係を構築し、成婚まで辿り着いて退会していきます。
文字にしてしまうと何かドライに出会いを捉えているようにも見えますが、ご本人同士はきちんとした恋愛関係を創り上げ、幸せ満面で退会されていってます。よく「結婚相談所のお見合いって恋愛結婚ではないのでは?」との話を聞きますが、今の時代において「恋愛感情が無いお相手」と結婚しているケースはありません。ゼロです。必ず何かしらの「想い」をお互いに享受して、ご結婚関係に至っています。
●でもモテる人なんでしょ?周りにいい人いるだろうし、そことくっつけばいいじゃん
頑張りますね。(笑)
そうですね。その通りです。なので実際周りにいるいい人とくっついてるモテる人も大勢いらっしゃいます。何もモテる人の大多数が登録に殺到していると言っているのではありません。
そういうモテる人であっても、上記に挙げた理由などによって結婚相談所を上手に活用している、ということです。ちなみに肌感覚で言うと、そういう方の登録は上昇機運にあります。婚活そのものがメジャーになってきたからでしょうか。結婚相談所を運営している身の上としては嬉しいことです。
●なかなか恋愛に対して自信が持てない人
前回の結婚情報サービス型でうまくいく人で挙げました
・どんな人と結婚するのがよいかを自分で考えられ(理想の結婚像を明確化)
・自分が婚活市場の中でどんな立ち位置にいるかを客観的に分析できて(自身の立ち位置の明確化)
・ゴール到達までに必要なことが何かを具体的な行動ベースにまで落とし込み、
・落とし込んだ行動を足を止めることなく確実に前に進むことができ、
・自分の魅力を最大限伝えるプロフィールを自分で作成してお相手候補へアピールをし
・いざお見合いとなれば自分でお見合いのシミュレーションから当日の会話まで全てをコーディネートし、
・いよいよ交際ともなれば連絡の仕方、連絡の頻度、デートプラン、お相手との温度間の調整までの全てをこなし、
・プロポーズの準備をきちんとこなしてお相手との成婚を確実なものにする。
この成婚までの一連の流れうちで、どこかにつまづいてしまう人のことです。
こんなにあったら1カ所くらいつまづくだろ! ( `―´)ノ
まったくおっしゃる通り。どこか1カ所くらいはつまづきます。つまづいてしまうから結婚まで辿り着かないのです。
だから結婚て難しいんです。サラっと結婚している人が周囲にいるにはいるでしょうから、どこかタイミングでもあれば簡単にたどり着けそう、と思う方が多いのは当然ですが、実はその裏でこれら「大変な道のり」を歩んでいるのです。
だから結婚情報サービス型の成婚率って低いんです。身もふたもない言い方ですが、このルートのどこかで詰まってしまってる人をサポートしないといけないのに、そういう価値提供を旨とするサービスではないから。
ちなみにそれでも結婚情報サービス型が世の中一般より成婚率が高いのは、「情報が圧倒的に豊富」だからですね。
自分で結婚までたどり着ける猛者が、溢れるほどの大量情報に支えられて結婚まで辿り着くのです。
この辺りで結婚情報サービス型と仲人型の結婚相談所との違いについて、なんとなく見えて来て頂けているでしょうか。
ちなみに仲人型の結婚相談所のキモは、このつまづいているところがそもそもどこにあるのかをしっかりと分析をし、解決の為の道筋を提示すること。そこに仲人が提供できる価値があるということにもなります。
かくして、様々な原因・理由から、おひとりで成婚までたどり着くことがなかなかに難しかった方が、仲人による手取り足取りのサポートにより、「成婚可能性を高めてもらえる」ということになります。
●仲人型結婚相談所を選ぶ際のポイントは?
この人と一緒に婚活をして理想の結婚に辿り着けそうか。これに尽きます。
心の底からそう思えたのであれば迷わず入会しましょう。仲人型のキモは「どこと」ではなく、「だれと」です。
イメージとしては、「婚活のパートナーはあなたに決めた!」と結婚するようなものです。
結婚する前にまずは結婚相談所と結婚(そんなもの世の中にはもちろんありませんが)するようなものです。
でもそれほどまでに、「誰をパートナーにするか」が重要です。しっかり見極めましょう。
以上、結婚情報サービス型との違いという点に重きを置いて「仲人型の結婚相談所」についてのご説明をしてきました。
前回と同じことを言うようですが、「仲人型の結婚相談所」についてなんとなくわかった! (≧▽≦)
と思って頂けているのであれば何よりです。
さて次回は本シリーズ最後、
「で、ニコまり。さんは結局どっちなわけよ? (・・? )
について考察をしていきます。
-・- ニコまり。人気ブログ 四天王さん -・-
1位 みんな気になるその「秘訣」を全部見せます
2位 結局、「どういう人が成婚できるの?」
3位 じゃあ逆に「どういう人は成婚できないの?」
4位 やっぱり気になる「他の結婚相談所」ってどんなところ?
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