結婚相談所の選び方を相談所の所長が徹底解説してみる 9
前回までの考察で、いわゆる「素敵相談所さんの条件 各論」として、「有事対応力があるかどうか」についてのお話をして参りました。
今回からはまた新たな「各論」について、考察をしてきます。
今回考察するのは「何でも言える 何でも相談できる そういう信頼感・安心感」です。
●なかなか思ってることを仲人に言うことができなくて、、(´・ω・`)
当会には「他の結婚相談所から移籍されてくる方」も多いのですが、
割と↑こういう風におっしゃる方が多いのにちょっぴり驚きます。
・交際終了したいんだけど、そう言ったら「まだ続けなさい!」て言われるんだろうなぁ とか
・お見合いNG返事したいんだけど「交際してみなさいよ!」て言われるんだろうなぁ とか
・成婚すべきか迷ってるけど 相談したところで「イイ人だから決めちゃいなさい!」としか言わなそう とか
そういう諸々の「お叱りされた経験?」が思い出されるようで、なかなかご自身の思ってることとか、考えてることとか、そういうのを仲人に素直に、正直にぶつけることができないでいる会員さんが多いみたいなんですよ。
●だったら仲人要らないじゃんね。(笑)
敢えての超・挑発的な書き方になってしまう感もありますが、
一方で割と本気で、「そんなんだったら仲人要らないジャン」と思うのです。
結婚相談所の存在価値は「仲人がいること」です。これこそが他全ての婚活サービスと決定的に違う、サービスの根源、価値の根本です。「仲人が会員さんと一緒になって婚活を前に進めて行くこと」こそが仲人がいることの決定的な価値なのです。
なのに、その仲人に「相談しづらい」「モノを言いづらい」では、仲人が存在している意味も意義もあったものではありません。
むしろいないほうがいいです。
「仲人になんて言えば切り抜けられるかな、、(´・ω・`)」って考えてる手間暇がかからない分、実活動に充てる時間が確保できるんですもの。
●信頼感・安心感無くして、仲人の存在価値は発揮できません
ご成婚への道筋は1つではありません。
幸せのカタチも1つではありません。
全ての会員の数だけ、ご成婚への道筋があり、お幸せのカタチがあるのです。
我々仲人の存在意義は、そんな会員の想いや考えを引き出し、一緒に悩み、共に前に進むことです。
そして以って会員の想い、そして幸せを実現に導くことにあります。
そのためには会員さんが「この人になら何でも言える。何でも話せる。何でも相談できる」という信頼感、そして安心感が絶対に必要です。会員に遠慮をされていて、いったいどうやって会員の想いを引き出し、幸せの実現に導けるというのでしょうか?
会員からの信頼、そして安心を得られない限り、仲人としての存在意義、そして価値は発揮できません。
「あの仲人さんになら何でも言える」
友達に言えないことでも 仲人さんになら言える
家族に言えないことでも 仲人さんになら言える
もしかすると、
未来の結婚相手にも言えないことでも 仲人さんには言える
このくらいの信頼、そして安心が必要だと私は考えていますし、そうあるべきとの信念を持って会員さんと接しているつもりです。
ご成婚へのお世話をするとは、その人の人生そのものを背負う覚悟が必要です。時にその人本人になりきるくらいのつもりで考え、一緒に悩み、前に進んで行くのです。
その為には何でもお話してもらわなければなりません。
そしてその為には「何でも話していい」という信頼感、そして安心感を会員さんに感じてもらわなければならないのです。
だからこそ、
「この仲人さんであれば 何でも言える 何でも相談できる 何でも打ち明けられる」
こういう信頼感、そして安心感が必要なのである。という今回のメインテーマの結論に相成ります。
●ちなみにおかむさんは安心、信頼できる仲人さんですか?
ゴメンナサイ。こればっかりは「あなた」がお決めくださいませ。
私が自分で勝手に「私は安心できる人間である」とか「信頼できる人間である」と決めるワケには参りません。
例え99人が「おかむは信頼できるよ」と言っても
もしかするとあなたにとっては「信頼できない」と映ってしまう可能性もあります。
もちろん、会員さんからの信頼、安心を頂く為に
・心理系のカウンセラー資格を取得したり
・面談の回数、時間に制限を設けず、会員さんが思いのたけを十分にお話できるよう環境整備したり
・自分自身も徹底して会員さんの声に耳を傾けるべく意識を強くもち、安心、信頼を感じてもらえるよう努力をしているつもりではありますが、
信用できる。安心できる。
これは「感覚」のお話なので、絶対はありません。
手前味噌ながら、「そうおっしゃって下さる会員さんが数多くいる」ことは私の何よりの自慢ではありますが、
こればっかりは、あなたの目、そして心で、お感じ取りになって頂きたいものであります。
そう思って下さった暁にはぜひ、あなたのお話を思う存分にお聞かせ下さいませ。