東京の結婚相談所を比較考察 クラブオーツー(O2)さん 3
クラブオーツーさんを個別に丸裸にする考察する本企画。
いよいよ今回からは、クラブオーツーさんの具体的なサービスの中身について考察していきます。
●価格はこんな感じ(価格は全て税抜き)
入会金 : 30,000
初期費用:115,000
月会費 : 12,000
お見合料: 10,000
成婚料 :100,000
イベント:都度費用発生 所定金額の15%OFFで参加可能(5,000 - 25,000)
プライムセレクション ¥20,000/回
半年後 成婚 : ¥467,000(見合い10回 イベント合計¥30,000 P.S.参加1回と仮定)
1年後 成婚 : ¥539,000(見合い10回 イベント合計¥30,000 P.S.参加1回と仮定)
「上品」「上質」「少数精鋭」「厳選な入会基準」をコンセプトにするだけあって、
価格設定は「仲人型結婚相談所」の相場から比べても多少割高感ではあります。
※仲人型結婚相談所とは?な方はコチラをどうぞ。
※価格についてニコまり。と比べてみたい!な方はコチラをどうぞ。
とにかく「コンセプトがコンセプト」ですから、値段の安さをウリにするような戦略では全くありませんし、
担当カウンセラーが間に入ってめっこりサポートをしてくれるのであれば、金額的には妥当な線かな、と思います。
ちなみに、ノッツェさんのこの回でも考察している通り、
お見合い料が¥10,000もすると、お見合いを組むこと自体のハードルがかなり上がります。
「¥10,000を払ってでも会いたい!」なお相手でないとお話を進めませんから。
そういう意味で、「担当コーディネーターの手腕」は非常に重要です。
この辺り、詳しくはノッツェさんの回でやっていますのでよかったらドウゾ。
●サービスは3本柱
詳細考察は後にまわすとして、とりあえずこの3つがメインサービスになります。
・ホットメールサービス(要は紹介状)(MSNのメールサービスとは何らの関係もナシ。当たり前か)
・パーティ、イベント
・プライムセレクション(相談所に行ってPCを使ってお申し込み相手を選ぶ)
お相手探し、お相手紹介のシステムとしては、結婚相談所によくあるパターンではありますが、
ここはひとつ、しっかり個別に見ていってみましょう。
・ホットメールサービス
●ご紹介方法そのものは「オーソドックス」なもの
結婚相談所のお相手紹介システムでもよく見かけるものですね。
相談所側から「この人、お相手候補としてどう?」と送られてきたお相手に対して、
言葉は悪いですが「マルかバツか」を付けて返すシステムです。
で、双方マルだった場合、お見合い(クラブオーツーではアレンジメントと呼ぶ)へ進んでいく、と。
とはいえ、クラブオーツーさんでは特徴的なことが2つあります。
●コンピューターマッチングではなく、「人の手」でお相手候補をピックアップしている
サンマリエさんと同じお相手紹介のシステムですね。これによって
・フィーリング や
・結婚観 や
・価値観
などのパーソナルな部分も踏まえた上で、最適なお相手をご紹介できる、としています。
で、このご紹介が「月2回」「郵送で」送られてくる、というものです。
ちなみに送られてくる紹介状の中身は、IBJのプロフィールシートと大差ありません。
まぁ、あれ以上は情報の書きようもありませんし、一方で少なくすると判断できなくなりますからね。
●郵送で送られてきて マルでもバツでも返送(要は返却)しなければならない
これはなかなかに珍しいシステムです。
返却の前にカメラでパシャリなり、コピーなりしとけばいいんじゃね?ではありますが、それでも、
「個人情報保護の為」にプロフィールシートを返せ、と言っている結婚相談所はそうそうありません。
この辺りも「上品」「上質」に拘っている「ふう」に感じられる、お見事なシステムだと思います。
●(ちょっと余談)コンピュータ無しの「人の手マッチング」って、どこまで「人の手」なの?
例えば、クラブオーツーさんの資料を拝見すると700名ほどの会員がいるように見受けられます。
※来社してPCでお相手検索をする際に、700名の会員からお相手を選べます!と書いてあるので
例えばある会員Aさんのお相手候補を探すと仮定したとき、
どこまでをクラブオーツーさんが主張するような「人の手オンリー」でやっているんでしょうか?
・700名のファイルを1から全部ひとりひとり見ていく
これはこれで大変立派ですし、めちゃくちゃ「人の手感」はありますが、
・そもそも希望条件から大外れの人を見てても意味ないし
・結局プロフィールシートとにらめっこで決めるんならコンピュータマッチングと大差ないし
これって結論から言って、「人の手」の意味が何もないですよね。ただ無駄に事務作業が多いだけ。
・ある程度まではコンピュータマッチングをさせといて、そこから「人の手」でマッチング
となると現実的にはこの辺りに落ち着くでしょうか。
・条件を少しゆるめに設定して、条件から多少外れた人も選択されるような検索システムを行い、
・抽出されてきた人で価値観、性格、フィーリングが合いそうな人をマッチングさせる
こうすると確かに割と「人の手感」は出てきているように感じられますが、
1人のコーディネーターが抱える会員て、多くても50-60名くらいです。
クラブオーツーに700名の会員がいると仮定すると、
残りの650人はぶっちゃけよく知らない会員になりますよね。他コーディネーターの会員ですから。
「よく知らないケド、プロフシートで合ってそうだからマッチング!☆彡」では「人の手マッチング」崩壊です。
一方で、よく知ってる50-60名の自分の会員だけでマッチングさせようとすると、
今度は人数が少なすぎるからなかなかうまくマッチングができない。
となると現実的には、●曜日の●時、というふうに日時を決めてコーディネーターが集まり、
「私の会員Aさんにお似合いそうな人、いませんか~?」と他のコーディネーターに聞いて回る姿が想像されます。
コレって実はウチもやっていますし、
というより、ある程度人脈を持っている仲人であればみんなやっていることなんですよね。
※ココ参照
こうなってしまうと、「ハンドメイドマッチングをやっています!」という主張のメリットって何なんでしょう。
いわゆる「仲人型の結婚相談所」であれば、そこが「まともな結婚相談所」である限り、
実はどこでも当たり前のように行っているマッチングの方法なんですが・・・。
「ハンドメイドマッチング」をアピールするくらいですから、
何か他の画期的な方法でマッチングをさせているのでしょうか。私にはなかなか思い浮かびませんが。。。
すみません。余談が長くなったので、
3本柱の残りの2つ、
・ホットメールサービス(要は紹介状)
・パーティ、イベント
・プライムセレクション(相談所に行ってPCを使ってお申し込み相手を選ぶ)
については次回以降、考察をしていきますね。
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