東京の結婚相談所を比較考察 ゼクシィ縁結びカウンターさん 8
前回の考察で、ゼクシィは
・客数の減少 客単価の減少
・情報独占の崩壊による広告出稿顧客の流出
によって、ゼクシィの売り上げが下がっているお話をしました。
今回は、それを踏まえて、「なぜゼクシィが結婚相談業なのか」の考察をしていきます。
●あくまでも本丸は「ゼクシィ」
現在、ゼクシィブランドにおいて以下4つのサービスが展開されています。
ゼクシィ
⇒ 言わずもがな、われらの結婚の味方です。私もお世話になりました。付箋も何枚貼ったことか
ゼクシィ縁結び
⇒ 婚活サイトです。ざっと見ましたがとんでもなく目を引くような突飛なサービスは見当たらないです。
ゼクシィ縁結びPARTY
⇒ 婚活パーティーです。割と「企画系」のパーティーがちらほら開催されているようです。
ゼクシィ縁結びカウンター
⇒ われらの天敵(?)結婚相談所です。おぬしをこれから丸裸にしてやっからな。いひひひ。
他・恋活とか保険とか内祝いとかいわゆる「イロコイ」に関すること色々大量
⇒ 地味なものも含めて結構かなり色々と手広くやっているようです。
他・イロイロについてはちょっと脇に置いておきますが、
要はこれらのサービスにおけるお客さんの流れって以下の通りになります。
・ゼクシィ縁結び
・ゼクシィ縁結びPARTY
・ゼクシィ縁結びカウンター
にて集客された顧客を、
・ゼクシィ
に送客する。
これがリクルートさんが描く短・中期的な経営のゴールなんじゃないかな、と。
つまり守るべきは本家本元の「ゼクシィ」であって、
それらを守る三人衆として、先に述べた3つの婚活サービスがある。と。
だって、
・ゼクシィは「あれ1冊」で500億円を稼ぎ出すお化けコンテンツである
・例えばゼクシィ縁結びカウンターで結婚相談業に参入しても、数年先では20億円しか見込めない
※20億円の算定根拠はコチラをご参照ください
これらを見てみると、必死こいて頑張ってあれしてこれして結婚相談業を軌道に乗せても
実はたったの「20億円」しか生み出さないんです。
「だったらゼクシィなんとかしたほうが早いじゃねーか」って、誰でも思うんじゃないでしょうか。
ただ、ゼクシィを何とかする為に結婚式場巡りをして
「広告出してください!」とか「広告料上げて下さい!」って言ってもそれはもう通用しなくなりました。
なぜなら、ゼクシィ最大の資産であった「結婚式場情報の独占」が崩れたから、というのは前回考察しましたね。
「だったら別の方法考えろやっ!( `―´)ノ(リクルート名物 詰める上司)」
の結果として、
・婚活サイト ・婚活パーティー ・結婚相談所
の三羽ガラスが生み出された、という理屈です。
それでは、これら三羽ガラスの活躍によって
どのようにゼクシィブランドが守られ、発展していく(とリクルートさんは考えている)のか、
次回はそのあたりについて考察していこうと思います。
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